感謝2021

ついに大晦日となりました。
2021年は、2020年の年初から始まった新型コロナウィルスとの攻防に明け暮れましたね。

皆様におかれましても本当に大変な二年間だったことと存じます。

また、私の人生にとって、とても重要な方々が亡くなり、お葬式にもいけず、一人で心で追悼するしかできない悲しみもありました。

一方で、この状況にあっても人生を楽しむことを忘れず、たくさんの新しいことにトライするかたがたも見ました。

私自身、ライフワークのシェイクスピア遊び語り『テンペスト』を映像作品として作成したり、オペラアリアを歌う機会を頂いたり、ベルリンからの新作を演出・主演する機会を頂いたり、また、乗馬を始めたり、と盛りだくさんな毎日を過ごしてきました。

それもこれも、いまこれをお読みのあなたがいてくださるからこそ、できたことばかりです。

本当に本当にありがとうございます。

いつも暖かく見守り、支えてくださり、笑顔をくださり・・・
どれほど私の力になっているか、言葉では伝えられません。

ありがとうございます。

お返しに、もっとお役に立てること、もっと日々を明るくしたり、考えたり、なるほどと思ったり、思考や行動を前に進めるよすがとなるような発信を、いろいろな形でお届けしてまいります。

2022年がもっと暖かく、もっと良い年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

どうぞ良い歳をお迎えください。

三輪えり花

乗馬 Day 7 日の出乗馬倶楽部

2021年12月21日 日の出乗馬倶楽部 の体験レッスンに行ってきました。東京サマーランドのすぐそばです。

朝一番の9時半に到着すると広い馬場があり、騎乗姿をチェックできる大きな鏡もピカピカに磨かれて設置されています。

でも、どこが入口かわからな〜い。

馬場の向こうの厩舎に人がいてこっちを見てはいるものの、一向に意に介さない風でしたので、私はしばらくウロウロして、あっちこっちへ行き、やっとクラブハウスの入り口を見つけました。

ちょうどそこへ小高さん(経営者でインストラクター)がいらして、「寒さのため馬場が凍っているので、馬が出せない。小一時間ほど様子を見るのに待っていてもらってもいいか」とのこと。幸い私は自家用車で移動しているので、じゃあ車にいます、と告げて赤いCOPENの中で寝て待つ。

10時半も回った頃、小高さんがやってきて、馬場は大丈夫そうです、とのことなので、クラブハウスへ戻り、着替えるも、

そこでどうしていいかわからない!

スタッフの数が少なすぎて、ただ放っておかれるのみ。
仕方がないので、今日乗るのはおそらくこの馬であろうと思われるお馬の首をなでたりする。
馬場では小高さんがお一人、レッスン中。

11時ごろになって小高さんがまたやってきて、わたしが乗るであろうお馬に鞍をかけ始める。
これを馬装というんです。
鞍を留めるために、ブラジャーのように、お腹の前で留める帯を締めます。
これを腹帯という。

で、このお馬さん、ゴン(いや、なにかめちゃくちゃかっこいい名前がついていた。アルテシアだったっけな)は、腹帯を閉められるのがめちゃくちゃ嫌いで、この、超ベテランの小高先生にも噛み付くわ引っ張るわ、で大変そうであった。

小高先生「ゴンは腹帯を閉められる時が嫌いで。締めてしまえばなんともないのですが」

そして馬場まで私が引き綱を引いていく。なるほど、本来はこの時点で「君に乗るのは私だよ」と宣言していることになるのだろう。

で、思うにこれは、どっちが支配者かを示すためではなく、一緒にやろうというパートナーシップを組むことを示すためなのであろう。

というのは、いざ私が騎乗すると小高先生は、鞭も踵も反対派。
ふくらはぎを締めていくことで進めの合図を出し、
「待っていれtばそのうちに動き出します」
です。

馬の気持ちを尊重して、馬に乗せていただくという謙虚な気持ちで。

・・・このあたりは私の他者との接し方と同じ考え方ですから、むしろ、「そうだよね、馬も人間と同じ!」と納得です。

馬鹿にされてもいけないし、でも、無理やり力づくでもいけない。パートナーシップを結ぶことを考える。なんだ、おお、馬乗りもまた、ライブインタラクション!

凍った馬場がお昼近くになって弛み始めた頃、ゴンがつまづき、私は放り出されそうになりました! 本能的に立髪と首に体重を預ける形で馬と一体化し、セーフ。硬い馬場の中で緩んだところに足を突っ込んだ感じでした。そのあと、ちゃんとふつうに歩けているなら、本人(お馬さん)も怖がっていないので、大丈夫です、とのこと。

でも、柔道の受け身を習っておいた方がいいかな。

今日は、ひたすら並足で、乗ることに慣れようとした1日でした。

終わって「お代金はクラブハウスで、で良いですか?」とこっちが聞かなくてはならない。

で、クラブハウスにも人がおらず、
もうどうしていいかわからない。

クラブハウスにはよく吠えるボーダーコリーがいて、わんわん言う。ちなみに私はクラブハウスには入れず、外のテーブルに案内されている。

もうどうしていいかわからない。

ものすごくしばらくして、さっき私の前の方を教えていた年配の女性がクラブハウスに戻ってきたので、ノックして恐る恐る入る。

めちゃくちゃ口の悪い方で、馬場にいる様子でも馬を罵倒して動かす方で「ひえ〜〜〜」と思っていたのだが、今もクラブハウスでボーダーコリーを罵倒している。

でもボーダーコリーはヘイチャラでキャンキャン遊んでいる。

あ〜なるほど、言葉を文字にすると罵倒な感じだが、動物たちには愛情として伝わっているんだな、と。

なるほど。つまり、これ、外国人が聞いたら罵倒とは受け取らないわけだ、愛情のあるカジュアルな会話と受け取る系。
うーむ、とても勉強になるぞ。(演出家・俳優として)

と言うわけで、そのかたにお代金をなんとか払わせていただいて、今日はその場を後にしたのでした。気持ち的には、ここで続けたいな、と思っているのです。

サンヨーガーデンでチケットで続ける間はここに来ないで集中した方がいいですか?と尋ねると、サンヨーさんに行っている間もきていいですよ、とのことで。ありがとうございました。お写真をとっていただきました。昔はカメラ系だった社長です。私が自撮りしたのはこんな感じ。

で、小高さんが撮ってくださると流石のこんな感じ。

乗馬大好き。

賢者の舞台裏

Merry Christmas!

爽やかなクリスマスの朝です。とても寒い地域にいらっしゃる方、嵐のお天気の方、お見舞い申し上げます。どうか幸せで穏やかなクリスマスでありますように。

12月23日は、クリスマス・イベント『インプロ公演&賢者の贈り物』をオンラインで生配信しました。

私が理事を勤めている公益社団法人国際演劇協会(ユネスコ傘下)日本センター 英語圏部会(通称PEC)として主催したものです。

すでにPECのメーリングリスト登録をしてくださっている方、今回ご視聴お申し込みをくださった方には、『賢者の贈り物』の録画をメールでお届けします。

当日見られなかったけれど、観てみたいな!というかたは、12月26日までに、下記のサイトからご視聴登録をお願いいたします。(締め切りが12月26日23:59。この時までにお申し込みの方にご視聴方法をお知らせします)

私の演出の仕事は、みなさんの目には映らないのですけれど、実は配信中にこんなことをしていました。

1 キャラクターの登場のアップをきりかえる
2 音楽を入れる

です。
場面の切り替わりの時は、たくさんのことを一度にするのでたいへん緊張します。

劇中の音楽はすべて、ポータブル鉄琴を使っての生演奏です。デスクの引き出しを開けて、その上に鉄琴を置き、パソコンに右手を伸ばしてキャラクターのアップののオン・オフの切り替えをしながらの演奏でした。

その模様が隠し撮りされていたので、おまけとしてお届けします。

【Live Interaction】良いクリスマスを!

冬至は12月22日

冬至 Winter Solstice
今年は12月22日です。
日中のお日様の時間が1年で最も短い日。
そして夜が一番長い日でもあります。

夜、太陽が眠りにつき、朝、太陽が目覚める。
地球が回っていると知らなかった時、ヨーロッパは太陽を人格のように捉えていて、そう考えていました。
そして冬至は、太陽が一度死んで新しく生まれ変わる日だと考えられておりました。

さて、キリスト教が生まれた頃、イエスが死んで復活することが、強力な信仰の源となりました。
それで、キリスト教の布教活動が始まった頃、イタリア北部からアルプスを超えて布教活動をする人たちは、ヨーロッパ人の太陽信仰をなんとかしてキリスト信仰に変えたいと思いました。
そして
「あ!太陽が、一度死んで復活することを信じているなら、それはキリストそのものではないか。みんなが冬至の祭りとしている、太陽が生まれる日をキリストの誕生日にして祝うことにすればいいんじゃね?」と、思いつきました。
「しかも演劇を使えばイエスの物語を文字が読めない人にも伝えやすいじゃん!」

・・・以上は、私がカナダの大学で演劇史の授業で習ったことです。演劇と祭は切っても切り離せず、でも異教徒の祭りと演劇はキリスト教にとっては敵として長く禁じられてきたため、演劇史では避けて通れない事柄なのです。
(なぜ、冬至当日ではなく12月25日に設定されたのかに関しては、2千年の間に冬至の時期が微妙に少しずつずれたからでは、あるいは、球形の地球ゆえ、冬至の日程が地域によって微妙に異なっていたからでは、と推測しています。どなたか調べていないかしら)

冬至といえば、日本では 柚子湯 ですね。
1年の煤払いは日本では大晦日ですが、ヨーロッパではこのように、実は、クリスマス前なんです。クリスマス前に色々綺麗にして、1年の心身の煤、家や職場の汚れを洗い落とし、美しく清潔な状態で、キリストの誕生を迎えます。
この、キリストのミサ= Christ + Mass =クリスマス は、12月25日から12日間続きます。

そのクリスマスを祝う物語を、12月23日にオンライン上演します。
演劇と祭りが、キリスト教の中で認められたのがクリスマスですから!

二部制で、
第1部はインプロ公公演(私は出演!)
第2部は『賢者の贈り物』(私は演出!)

無料です。
お申し込みと詳細は下記のリンクでご覧ください。

https://pec.iki-world.com

お申し込みをお待ちしております(これまでの、国際演劇協会のイベントにお申込みいただいている場合は、登録済みと画面に示されますので、当日のURLなど、ご連絡をお届けします)

バレエは演劇

昨日(2021年12月19日)は、バレエダンサーの表現力向上のためのワークショップ発表会とシンポジウムがありました。

私は2019年に、主催者である市川喜愛留(いちかわきある)さんにお声がけいただき、どんな活動をどんな形で進めていくかを話し合い始めました。

が、そこでこのパンデミックになり、2020年はずっとオンラインでさまざまな方々と繋がりを持ってきたのです。

問題は、日本のバレエはスポーツなのか、表現芸術なのか、という点。

物語を演じる、その手段が声を会話として使う「台詞劇」。
物語を演じる、その手段が声を音楽として使う「オペラ」。
そして、物語を演じる、その手段が身体だけを使うのが「バレエ」です。

いずれも物語(ドラマ)を「演じる」ので「演劇」なんですよね。

バレエを習っている人たち・教えている人たちが、スポーツと認識してやっているなら、それはそれ。

でも、物語を表現するためにやっているのだ、と考えていてくれているとしたら、それはもう「演劇」なのです。

だから、演技をレッスンに取り入れよう。
という活動をしていくのが、今回のワークショップとシンポジウムを開催した Ballet T.E.D. です。

オペラも能も台詞劇もダンス系もぜーんぶ演劇ですよね、
何かのキャラクターになるわけですよね、
それが「演技」なんです、
ただの振り付けを真似するのとは違うんですよ、ということを全力でお伝えしていきまます。

そのために、オペラのかた、能のかた、バレエのかた、台詞劇のかた、それぞれの分野から志を同じうして集った会になりました。

これがキックスタートで、これから同志をたくさん募っていきたいと思っています。

応援よろしくお願いいたします。

12月5日に行った演技ワークショップで、参加ダンサーとスタッフと