乗馬 Day 3

2021年10月27日。
乗馬の体験レッスン3回目。前回は、八王子乗馬クラブで、2回の体験レッスン。今回は、全国にクラブを持つ大規模乗馬クラブ、クレイン。その東京校。

乗馬クラブクレイン東京

50歳以上からの無料体験レッスンに申し込みました。
これ 

希望日に空いていれば、とウェブサイトにあり、ちょっとドキドキしました。が、ウェブでの申し込み後すぐに電話があり、予約完了。

水曜日の朝一番。真っ赤なCOPEN旧型で、装備を持って出かけます。
なぜ朝イチかというと馬が疲れていなさそうなので。

裏道注意

Google が示してくれた地図は、軽自動車でなくてはいけないような細い山道。
・・・COPENでよかった・・・

が、実は、そんな山道を通らなくても、立派な道路が実は通っているのでした。グーグル先生!

装備

装備は、ブーツ、ヘルメット、乗馬ズボン、乗馬用手袋。

乗馬クラブクレインは、乗馬の怪我に備え、エアバッグのようにふくらむ特別仕立てのライフジャケットと傷害保険をかける必要があります。

ライフジャケットは880円、保険は210円。

それから、こんなことに注意することを承諾します旨の書類にサインしたり、乗馬の際の注意を解説するビデオを見せられたりします。車の免許証更新のときみたい。

馬は車より危ないと思うので、この手続きは正しいかもしれぬ。

担当官

これらの受付手続きからレッスンまで、全て担当は、O先生です。
子供の頃から持ち馬を2頭も持ち、アフガンやボルゾイやセントバーナードを多頭飼して、子供の頃から海外へ送ってもらえる家庭に育ったらしい。
いるんですね、ドラマに出てきそうな家庭設定・・・。人柄はとても良く、気さくで、私のレベルに合わせて教えてくれました。

パンフレットにも載っている、この方です!笑顔が素敵❤️

レッスン内容

体験乗馬用の馬場は、脇の一人用の直径が5メートルほどの円馬場(まるばば、と読みます。ちなみにアラビア語で「まるはば」は「こんにちは」)

で、引き綱をつけて。

お馬さんは、フィーバー!パンフレットにも載っている、体験乗馬専門らしい、おとなしいかたです。

知り合うために、首をぺしぺしと割と強めにPatting すると良いそうだ。

小さな円馬場の引き綱付きでぐる〜りと、しばらく並足をしていると、O先生曰く「体験は初心者が多いので、あれこの人はバランスがいいけどどんな人?という感じで三輪さんをチェックしてますよ」褒め上手なO先生です。でも実際は、「進め」の命令一つ、全く言うことを聞いてもらえません(汗笑)

かかとは落ちてくれないし、体重は親指にかかってくれないし、そうしなくちゃ、と思ってもどうもうまくいかない。

いくつも馬ブログを見ていると、多くが「騎乗数回でもう軽速歩できました」とあるので落ち込む三輪えり花。
が、そもそも私は体育は1なのでしかたない!

軽速歩(トロット)の立つ・座るの時には鎧(あぶみ)から足が外れそうな感じがずっと納まらず。
立つときに足の指が鎧を掴もうとして丸まってしまうのです。
オランウータンか!

もっとじっくりゆっくり、これの解消をしていかなくてはならぬ・・・

それにしても今日は何度も馬の首にしがみついてしまった。

膝ではなく、ふくらはぎ と もも でコンタクト!

O先生はそれでも、私のレベルは、トロットで立つ・座るが少しできる、入門の一つか二つ上の、 ベーシックBかベーシックAクラスに入れるのではないかとのこと。いや、それは〜〜〜(汗)

入会案内タイム

というわけで、緊張しつつ充実した30分を過ごしました。

体験完了後に、今はコロナ禍で休業中のレストランに案内され(コロナ禍前は帝国ホテルのシェフがランチを提供していたそうな!)
冷たいお茶を出してくれました。

そして入会案内。
私も講座を開くので、体験は入会の始まり、ということをよく承知しています。むしろ、他の方達はどんなふうにプロモーションをかけてくるのか興味津々なので、入会案内タイムはいつも楽しみにするタイプ。自分が何を欲しているかを客観的に見つけるチャンスでもあります。

というわけで、色々質問しました。
・仕事上、来られない月も出るのですが
・マンツーマンのレッスンが時間割表に見えましたが、別料金ですか
・1日のうちに何レッスンも受けられるとのことですが、お昼ご飯はどうしているのですか
・来られないと思っていた月に、突然、行けるかもと思って行きたい時にはどうすればいいのですか
Etc.

乗馬クラブクレイン東京は、今月中だと入会金が3割オフになるとか。
ほかの方のブログなどの情報ですと、その日のうちの入会なら、とも書いてありましたので、クラブによって異なるのね。

45分丸々を1650円でマンツーマンまでできるんですって。それは大変にお得です。

そして、乗れない月の月会費は半額になるのですよ。親切ですね。

入会金22万円+月会費2カ月分+騎乗料チケット(指導料込み)+教材代が初期費用です。
私は乗馬ズボンやヘルメットは持っているので加算されませんが、持っていない方はそれらも購入するので、初期費用は35万円くらいのようです。

でも入ってしまえば、1レッスン1600円台ですよ。回数をたくさん乗れる気がしますよね。クレイン東京以外の、別の県にあるクラブはもっとお安いとも聞いています。

入会案内タイムが苦手な方へ

入会案内タイムが苦にならない方法をお伝えしますね。次のことをやってみてください。

① 相手から提案されたことは、必ずプラス面とマイナス面の両方で秤にかける。

② 自分はそもそもなぜそこに興味を持って「体験」まできたのか、何を欲しているのか、先にちゃんと考えておく。すると、質問したいことが色々出てきます。スケジュールとか、距離とか、もちろん経費とか。で、たくさん質問します。

③ 他にも見てみたい先(物でもお店でも)があり、まだ探している最中なら、それを素直に伝える。


これをやってみて、相手が不機嫌になるようなら、そもそもそんな相手とは関係を持たない方がいいので、さっさと立ち上がりましょう。

入会は見送った後

クレインは、体験レッスンのあとは売り込みがすごいと、たくさんネット記事に書かれているのを見かけます。
が、O先生の場合は、私に「次の舞台はいつですか?」と聞き、私が「12月です」と答えると、わーそれじゃ通う時間とかないですよね、と、共感を示してくれました。

そういうわけで、定期的に通う見通しをつけることのできない舞台人は、乗馬クラブ渡り歩きをしばらく続けることになるでしょう。

それでも、O先生はクラスの様子など全体の馬場を紹介してくれて、わたしがなぜ演劇を始めたかを尋ねられたりし、いわゆる「人間的交流」タイムを持ってくれました。O先生は広報担当で、実際には教えないそうです。残念。

クレイン東京の馬場の様子とレッスンの基本

馬場全体のレッスン風景は、初心者、Cクラス、Bクラス、A クラス、障害競技クラス、ドレサージュクラス、マンツーマンクラスなどが同時進行です。

もちろん、それぞれ、クラスによって仕切りがあるので、交通渋滞が起きたり危険ということはありません。ことに障害競技の上級クラスの馬場は一般の馬場とは、背の高い木々によって仕切られているので、馬と人間が危険な作業に集中できるようになっています。

が、こちら側のメイン馬場では、小さな円馬場がぎっしりとできていて、その中を、大量の馬と人が所狭しとぐるぐるしています。障害競技でも、入門クラスはこちら側にあり、誰かが回っている間は、他の人は中央で動かず立って待ちます。

このクラブの良いところは、馬を連れ出す準備から何から全部できるようになること。

もちろんその時間はレッスン外なので、無料です。

もしかしたら事実は、馬が多すぎ、人が多すぎでスタッフが足りないからなのかもしれません。

けれど動物に「乗せていただく」のだから、「よろしくお願いします」の気持ちでその馬と接するのは、むしろ然るべきだと私は思うのね。ネットでは、その世話の仕方を教わるのが難しい、というコメントも見かけるので、言うは易し、なのでしょうけれど・・・

【Live Interaction】
馬に乗ってみよう!

注:私の写真がないのは、こういう体験乗馬の時に、写真や動画を撮る気持ちがあるのは危険だなと思っているからです。観光客用の体験乗馬や、そのクラブに入会して仲良くなってから、なら撮影を準備しても良いかと思いますが。


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