感想は色々あるのが良い

先週の池袋での公演、コロナ禍において書かれた新作を集めた『Plays4COVID』シリーズから、今日も舞台写真の続きを紹介しながらお話ししますね。舞台写真撮影は全て渡辺格さんによるものです。

髪の毛を白にしたのは、照明を綺麗に見せるため。この鬘は、髪の毛の量もたっぷりで、カールもしっかりしていて、気に入っています。3月の『テンペスト:大嵐』でエリアルを演じた際に着用していた青い鬘とおなじところの製品です。

たくさん、お褒めの言葉をいただいていて、感涙です。

劇作家本人もライブ配信をご覧くださり、感動したと言っていましたよ、と翻訳家から連絡をいただきました。

このキャラクター設定での解釈は、もしかしたら作家の意に沿わないかもしれない、と思いつつ、演出家としての本能を信じて、正直に演じました。それが伝わって嬉しい。

嫌いな人もいると思います。私自身、最初に思いついたのはTED風の、博物学的スライドショーで、その方が好きだと思う人もまた、いるかもしれない。

淡々と演じるのが好きな人と、熱く演じるのが好きな人。いろいろあって良い。

よくないのは、大衆迎合。

「こんなことをしたら、どう思われるか、怖いからやめておこう」と安全策を選ぶのもダメ。

というか、私のスタイルではない。

どちらかと言うと、「なにそれ!」が好きで、最終的にはそれを選んでしまう。

使った巻物は、円の中に置いていきます。

ギリシャ演劇では、演者は仮面をつけ、頭を大きくし、そのバランスを撮るために、上底ブーツを履きました。
私は仮面こそつけませんでしたが、上底ブーツで少し存在を大きくしています。ちなみにギリシャ演劇の厚底は、20センチ以上あったようですよ。


おまけ:
ワクチン接種も終わったし、演劇祭も終わったので、乗馬に行ってきましたよ。その記事はお写真満載のブログでご覧いただけます。よかったら
https://elicamiwa.com/blog/2021/09/25/horseriding1/


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