アメリカの女性作家パール・バックの『大地』三部作の第一部読了。
19世紀から20世紀にかけての中国東北の農村。
纏足の風習と男の考え方など、アメリカ人女性とは思えない観察力と洞察力。
英語はすごく簡単。受験の時にも日本語で読んで感動したけど、今回もぐんぐん読んだ。
主人公Wang Lung が、心の底で思っていることを恥じるからこそ偉そうに振舞うだの、女を買うことへの男女の考え方だの、金持ちになるにつれ徐々に慎ましさを忘れて横暴になっていく心理だの、誰かにすごいと言ってもらいたいステイタス心理がよくわかる。
人間の心理と行動の探求者である演劇人、つまり物語を演じる全ての人と演出家が読んだら学びがすごく大きいと思う。
英語も実に簡単なので、世界で活躍したい人が英語を勉強するにももってこい。
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『大地』を読んでみよう
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