喋って英語「気持ち」4:気が付く

喋って英語「気持ち」3では、「気にする・気にしない」を取り上げました。

今日は「気が付く・気が付かない」を考えましょう。

・ふと気が付くと・気がつけば
・よく気が付くね

ふと気が付くと

「ふと気が付くと・・・〇〇しているところだった」などで使う「気が付く」は、案外「ふと」の部分が大事だったりするので、

Suddenly I noticed myself doing  〇〇. 
(自分が何かをしていることに気がついた)

Suddenly I noticed that ~. 
(that 以下で誰かが何かしていることや状況などを文章にする)

よく気が付くね

「よく気が付くね」は、いろいろな意味があります。

1 相手への褒め言葉、ことに、接待や作業の細かい点で他の人が見落としそうなところに気が付くことを言う場合は:

あれっ!? なんて言うんだろう?
私もわからないぞ。

Thank you for taking care of us.
Good girl!

みたいに単に褒めるとか?

わ、これ、英語を使う他の方はどんなものを思いつくかしら。

自分で「いろいろなことに気がつくようにがんばっています」と言いたいなら:

I always try hard to help people in many ways.

でしょうか。面接で使えそうですね。

2 相手への褒め言葉非常に細かい点に注意深いこと・・・科学の実験とか、証拠探しとかに対して、褒める時は:

You are very attentive.

1の、相手がお茶を組んでくれたり、コピーをとってくれたり、ドアを抑えていてくれたり、ちょっとほこりをはらったりするような「気が付く」ことはシンプルに thank you なのだけれど、2のは、行動というよりも、「観察」的です。

気がついた

・気がついた
これもいろいろ意味がありますが、正気に返る、意識を取り戻すときに使う場合は:

I  became to my senses. He became conscious.

「今頃気がついたのか」などの意味では:

At last you have realized.

あたりでしょうか。

恐るべし「気」

と言うわけで、「気が付く」のバリエーションは

notice  (目をそちらへやって、なるほど、と思う感じ)
thank you (相手の気遣いに対し)
attentive (注意深い)
conscious (意識する・意識を取り戻す)

面白くなってきましたね!
「気」がややこしいというよりも、その本質で何が起きているのかを見極めるためにも、英単語にしてみるのはなかなか面白いと思います。

次回は「気になる・気にならない」を取り上げましょう。

【Live Interaction】

今日はどんなことに気がつきましたか?

それより、気がつきましたか?三輪えり花は演出家で俳優なのだということに。

その三輪えり花が、シェイクスピアのめちゃくちゃ面白い魔法劇『テンペスト』で、主役の「魂」をやるのです。これは見逃せません。だから、この画像をクリックして詳細に気がついてね。


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