三輪えり花とイングリッシュ

【Action 目的】

Win と lose の本当の意味を知ろう

【Live Interaction】

先日の「三輪えり花とイングリッシュ」シリーズで、
We lost some battles but we won the war.
というフレーズを紹介しました。

「いくつかの戦闘は負けたが、戦争自体には勝った」と訳します。

Win と Lose で、勝ち負け と日本語では訳しますね。
けれど英語の基本的な意味は、
「得た」か「失った」か、なんですよね。

獲得と損失 なのです。

獲得したか、損失を出したか、という客観的な状況があるだけで、 そこに「勝ち誇る」や「負け犬」という私的感情的なものは、強くありません。

上記の英語も、
「いくつかの戦闘では点を失ったが、全体の戦争では勝ち点を得た=戦争はこちらのものになった」
というのが、英語圏の人たちの感じる感覚なのです。

ですから、
I have won your love. 「あなたの愛を得た」
とか、
I lost my heart.  「私の心はズタズタだ」
などの言い回しができるわけです。

しかしながら、そうなった状態の人間をあらわす -er をつけると、
Winner 勝者
Lose 敗者
と、日本語の意味での「勝ち負け」に近くなり、感情的な意味合いが強くなります。

2020年11月現在で現職の米大統領 T が Loser と呼ばれるのを何よりも嫌うのは、Loser という言葉の持つ「感情的な差別感覚」に耐えられないからでしょう。

私たちも、受験でも恋愛でも就職でも、「勝ち負け」と言わず、「獲点と失点」と考えると、客観的に状況を見る力がつくかも知れませんね。

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