中房温泉探検記3日目(最終日)をアップしました。
ここが世界中の研究拠点になってもいい素晴らしい場所であることを紹介しました。
中房温泉探検記3日目
動画もできました↓
中房温泉動画
【Action 目的】
言葉の選び方でその人の人物のクオリテイと本質がわかる。
【How 方法】
例えば、良い演技とは何ですか?という質問をしたとき、あなたはなんと答えますか?
【Live Interaction】
良い演技は、観客にそれを現実のように受け取ってもらうこと、作り事ではない真実味を感じてもらえるような演技のことでしょう。
もちろん、劇の中の殺人も騙し合いも恋愛も、嘘っぱちです。
全く本当ではありません。
本当じゃないことを信じさせるなんて、良い演技とは、観客を騙しているのと同じじゃないですか?
観客や芝居嫌いの人が、そうおっしゃることに対して、私は「はいはい、ごもっとも」と言う以外にできません。
が、もしも演じている俳優が、
良い演技とは「観客を騙すこと」
と考えているとしたらどうでしょう?
どうせ同じことを言うなら、
「観客を信じさせること」
と言う俳優と、どちらが好きですか?
「観客を騙すこと」
「観客に信じさせること」
おなじことですよね。
別の言い方をしているだけです。
けれど、まさにそのスタンスの取り方、視点の持ち方、気持ちのあり様の違いで、なにかが大きく違う。
180度違うと言ってもいい。
例えば災害に対して義援金を出すことを「すばらしい」と言えるか「売名行為」と言ってしまうかで、それを言う人の質が大きく違ってしまう。よろしいですか、その「行為をした人」の質ではなく、その行為をそのように「定義づけた人」の質が問われているのです。
私はこれを、「地獄の言葉」と「天の言葉」と呼び分けています。
地獄の言葉を使いたい人は使えばいい。
ドラマの中には、地獄の言葉を使うキャラクターがいる方が、ドラマが盛り上がります。
が、わたしたち俳優・芸術のクリエイター本人としては、できるだけ、天の言葉を選ぶ人でありたい。
あなたはどちら?
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