実際にしたことがないことなら、体験してみましょう、と前回の記事で申しました。
が、実は
私はそれには反対!です。
正確に言うと、
「似た体験」を探す、
にとどめるべきです。
同じ体験をしてみよう、なんてことは、絶対にやめてください。
だって、赤頭巾は狼に食われてしまうんですよ!
その恐怖体験をするために、凶悪極まりない危険な暴力団のところに行って、「レイプしてから殺してください、その体験を演じたいので」と言いますか?
絶対にやめてください。
加害者になる場面も同様です。
わざわざやるのは、絶対にやめてください。
実体験でないと演技できないなんてことになったら殺人者の役は殺人者でないとできないことになってしまいます。
子供を亡くした親の気持ちをわかるには、自分の子供を殺された人しか演じられないことになってしまいます。
演技の元は、似た体験を探すこと
演技は、実体験が必要なのではなく、
実人生の中でそれに似たことが
たまたま自分の身に起きなかったか、を探す
だけでいいのです。
よろしいですね?
あ、嬉しい楽しい気持ちの良い体験は、自ら求めて、体験して大丈夫です。
(また誤解が生じるかもしれませんので付け加えますが、
相手がいる場合は、相手が喜ぶことが大前提で、
あなたの一方的な「やりたい」は、やってはダメです)
演技と表現力が「すごい!」と言われるようになる、
感性を高めるオンラインワークショップ。
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