何気ない会話に潜む謎

前回の記事で、演技をするには
「なに」を見つけるのが最重要だ
とお伝えしました。

つまり「なにがしたいのか」を見つけるのです。

【WHAT 目的】
「なにがしたいのか」を見つけたい

【OBSTACLE 障害】
そんなこと言われても、何がしたいなんてのは、
その人が言う言葉通りだろうし。

何がしたい、なんて、いちいち深く考えないものだし。

見つけられるの?
見つけられないと思うけど。

ど、どうすればいいのだ?

【HOW 方法】
そのことばをなぜ言ったのか、想像する。

【Live Interaction】
前回、日常生活でも、何気ない会話にも
「何がしたいのか」があるから見つけてみるように
と申しましたが、

やってみましたか?

「お昼食べに行かない?」の一言にも
「仕事を頼みたい・お金を借りたい・
恋話をしたい・愚痴を聞いてもらいたい・
仕事を変わってもらいたい・ある人の情報を引き出したい」
などの目的が隠れているものです。

でしょ?

「雨ばかり降るねー」の一言にも

「いつ洗濯しようかな」と考えているなら、
心の中には「洗濯がしたい」という
目的があると言えます。

あるいは

「走りに行けないや」と考えているなら、
心の中には
「体のメンテナンスをちゃんとやって
体力が落ちないようにしたい」
という目的があると言えるのです。

何気ない日常会話の底を流れる
「したいこと」。

これを見つけるのは、すごく楽しい作業です。
ぜひやってみてください。

私と一緒に見つけてみたいかたは、
7月のオンライン演技ワークショップがあります。

何気ない一言の内で何を考えているか、
それが見事に織り成されている戯曲を
とりあげます。

日本を代表する昭和の劇作家、岸田國士の作品です。

実は私、劇団昴に入ってすぐの頃、
戯曲の読み方も知らなかった頃は、
岸田國士はなんてつまらない、
馬鹿馬鹿しい、歯の根が浮くような作品だ
と思っていました。
これのどこがいいの?と。

あわわ・・・
・・・知らない、って、恐ろしいですね。

その数年後にイギリスでスタニスラフスキーの
読解方法を知って、それから後は、
あらゆる戯曲が、つまらないとは
言えなくなりました。

言葉の内に垣間見える隠された深層心理、
会話の底に流れる深層心理のバトル。

7月のワークショップでは、
岸田國士の短編戯曲をみんなで読みながら、
何気ない日常会話の中にある
「何がしたいのか」
を探してみましょう。

そうすると、
あ!演技とはこれか!
というのがとてもよくわかり、
ぐんぐん演じられるようになりますよ。

興味のあるかたは、ぜひ、こちらをご覧ください。

7月のワークショップ詳細


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