好きでも嫌いでもなければ?

新型コロナウィルスとの共存コ・コロナ時代のインタラクション、5W1Hから、最も重要な要素をさらに効果的に使う方法をお伝えします。

【WHAT 目的】
「好き」の効果的な使い方があるなら知りたい

【OBSTACLE 障害】
「好き」でも嫌いでもない相手には使えないではないか。

ど、どうすればいいのだ?

【HOW 方法】
温度計を作る

【Live Interaction】
温度計は、ゼロを起点に、上下にメモリがついていますね。

それと同じに、
ふつうの、大して好きでも嫌いでもない気持ちをニュートラルの「ゼロ」におき、プラス・マイナスで、好きと嫌いのメモリを作ってみましょう。

この人にはプラス1、この場所はマイナス2、などと決めて使います。

飽きたら変えればいいのです。

話し始めた時はプラス2だったのに、途中でマイナス1になった、などの使い方もできます。

日常でも無意識のうちに使っていますから、一度、意識してみるといいでしょう。

そして、舞台・映像作品の中で、あなたの演じるキャラクターが、それぞれの人、もの、場所にたいしてどのスケール(温度計のメモリ)を使っているかを想像してください。

例えば、ロシアのチェーホフの戯曲『三人姉妹』では、おじいさんが、ある置き時計が壊れてしまったのを嘆く場面があります。その置き時計はおじいさんにとって、プラス5にも値する大事なものなのです。

次回は、「だれ」のテーマに戻りまして、キャラクターの個性の作り方をご紹介します。

キャラクター創造は本当に面白い。


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