表現者に読んでおいてもらいたい本2『大地』

前回のプルーストの記事でも、お便りをいただきました、ありがとうございます!

少しでもお役に立てていると思うととても励みになります。

さて、お勧め長編読書、第2弾は、

『大地』

byパール・バック

20世期初頭の中国に赴任したアメリカの宣教師の娘が書いた珍しい女性の長編小説。

異国情緒と、人種差別と、でも限りない大地への愛とが描かれる感動の物語です。

私はこれを受験生の頃に往復の電車で読んで夢中になりました。

あ、私は記憶は書いて憶えるタイプなので、電車の中では何も勉強ができないのです。
だからもっぱら長編小説の読書時間に当てていました。

『大地』のおかげで、政治とは関係なしに、中国という文化と土地と歴史が大好きになりました。

そういえば、私の書いた『英国の演技術』は中国語に翻訳されて出版されているのですが、わたしは未だ中国語を知らず。

某大学の学生に中国人がいて、少し言い回しを教えてもらったりしましたが、まだまるで身についていません。

いつかできるようになりたい言語の一つです。

『大地』は本当にかっこいい小説です。
ぜひ読んで感想を聞かせてくださいね。


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