やりたいことをやるのはわがままか?−2:有名になるのはいけないこと?

Series 2 
有名になりたい、は、いけないことか?

やりたいこと・なりたいもの、書き出してみましたか?

100個って多いですよね。

ほしいもの、なら、もしかしたら、細かく挙げればあるかもしれません。
ブランドAの靴、
ブランドAのカバン、
ブランドAのスーツ、
などなど。

でもやりたいこと・なりたいものは、思ったより書くのが難しくありませんでしたか?

俳優・声優・ダンサー・歌手と、芸術分野で活動なさる方なら、有名になりたい
というものが出てきたかと思います。

え?書きませんでしたか?
なぜ?

あ、そういう低俗な思いでは芸術はできないから、ですね。
わかります。

私もすごく迷った時があります。

有名になりたい、という思いは、芸術表現とはかけ離れている。そんなことを思っているようでは、芸術家とは言えない、と。

ある日、新国立劇場の食堂で、来日していた超有名アーティストに、聞いてみました。

私「有名になることを、夢見ましたか?」

歌手「見た見た、いまでも見てる、ずっと有名でいたい。」

私「それと芸術を表現するという崇高な思いと、乖離は感じませんでしたか?」

歌手 「なんで?
 有名になるというのは、より多くの人にわたしの音楽が届けられている証でしょう?
 より多くの人が私の音楽に感動している証でしょう?
 私はより多くの人に感動をお届けしたいから活動しているのであるから、
 大勢を感動させたい、という言葉を言い換えると、
 有名になりたい、という言い回しになる。」

わたし、初めて腑に落ちました。

芸術だけではなく、モデルだって、タレントだって、同じです。

大勢がその人に感動するから、その人が有名になるのです。

そして有名になると、ますます多くの人に感動を届かせることができます。

ですから、有名になることを堂々とめざして、感動の輪を広げていきましょう。

【遊び心で表現力アップ 今日のポイント】
自分の言葉で整理しよう、
有名になることと芸術表現について。


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