シェイクスピア遊び語り第16弾は『テンペスト』。
シェイクスピアは、イギリスのお芝居書く人ね。
いま456歳。
『テンペスト』は彼が書いた最後の作品とも言われてる。
ちょうど徳川家康が天下統一を果たそうとする頃の作品です。
で、このように解説を書くと、遊び語りでしゃべることがなくなっちゃうんだな。
何しろ、シェイクスピア遊び語りというのは、
言ってみれば、「なるほど!ザ・ワールド」とか
「世界ふしぎ発見」のような、
人間の好奇心をくすぐる公演スタイルなのだ。
なので、公演では、シェイクスピアがどんなおバカな人だったか(そしてなぜすごいと言われているのか)、
『テンペスト』に隠された謎と苦悩、そして成功、
などなどをお話しするのです。
しかも、ただのお話ではなく、
このせりふはこんな裏があるんですよ〜、
では、そのつもりで聞いてください、
と
名場面を俳優たちが演読してくれるんだ。
どんな音楽でも、絵でも、アニメでも、観光でも、
そのまま「すごい」「おもしろい」は確かにあるじゃない?
でも、でも、
その裏話や成り立ちを聞くと、もっと
「もっとすごい」「まじおもしろい」「感動!」
までいくものじゃない?
人間の知的好奇心は、想像力と一体化でね、
知ればそれだけおもしろく楽しめるわけ。
だからシェイクスピアのせりふも、
裏話やおもしろポイントを知ってから
せりふを聞くのは、
知らないで聞くのとは大違い!
ところが、ふつうにお芝居を上演しているときは
解説なんて入れられないでしょう?
それを助けてくれるのがパンフレットだけれど、
この台詞はここが面白い、
英語ではこう言っているから音に表してみた、
なんていちいち書けないじゃない?
そこで!
このシェイクスピア遊び語りです。
なぜか分かりませんが、
それこそ、一番の謎なのかも知れませんが、
遊び語りのスタイルは、
なるほど解説と場面演読のバランスが絶妙で、
レクチャーでもあるのに、
終わってからの感動があるというのです!!
遊び語りには特別な魅力がある。
そのシェイクスピア遊び語りも開催10年をすぎました!!
わー、びっくり。光陰矢の如し。
なので、今回はコアメンバー以外を
公募で集めるよ。
ワークショップ形式なので、公演は出られないし、オーディションというのも怖いけど、演技を少しみてもらえるなら、と思っている方も大歓迎。
もちろん、本気で遊び語りに一緒に出演して魅力を吸い込みたい人、ぜひいらしてください。
ワークショップ・オーディションは人数制限があります。
これを書いている時点で半分ほど埋まっています。
ワークショップ・オーディションの情報はこちらから、メールアドレス登録でお願いいたします。
(悪戯や物見遊山を防ぎ、本当に興味のある方だけにお届けする方針ですので、ご協力くださいませ)
コメントを残す