London 2019-4 How to Get to the City

ヒースローからパディントンへ出る電車に乗るまでが実はいろいろややこしい。

British Airways はターミナル5に到着する。

昔はヒースローからロンドン市内へ出るには、床が木で、天井が丸まって狭くて、ネズミを肩に乗せた少年が乗っているような、大きなスーツケースを運び入れるのが大変な地下鉄ピカデリーラインで、各駅停車で1時間かけてピカデリーサーカスまで来たもんだ。

それがミレニアムになった頃だったか、パディントン駅までの特急ができた。ヒースローエクスプレス。

これがまた結構高くて、かつてのピカデリーラインの地下鉄料金と比べると、ぎょえーっとなる。

が、今年はヒースローエクスプレスの格安線、ちょっと止まる駅数の多いだけの、ヒースローコネクトというのができていた。

エクスプレスは、パディントンまで15分ちょい。コネクトは、パディントンまで30分弱。

それがね、エクスプレスはターミナル5という長距離国際線ターミナルから始発なのだけど、コネクトは、ヒースローセントラルという、短距離ヨーロッパ便発着所からの出発なのね。

商業的な思考回路としてはよくわかる。長距離旅行者はお金持ちまたは出張者だからエクスプレスに乗れる財力を持ち、早くにロンドンに着きたいだろう。短距離ヨーロッパ便に乗るのは地元民が帰国するときだからロンドンに入る前のローカルな駅でも降りたいかも、それに少し遅くても安い方が気にいるだろう。この両方の顧客像が見えてくるわけです。

というわけで、行ってみよう、お安い方のコネクトへ。

ターミナル5で、まずチケットを買う。。現金で切符だけ買うとめちゃ高いの。でも、オイスターカードという英国版スイカを使うと、めっちゃ安いの。幸い、2015年、2016年と続けてロンドンに来た際に、買っていたので、それにチャージする方法で。

無事にチャージして、UK Arrivals (到着)Underground (地下鉄)という方向へ。

ちなみに「地下鉄」は、米語ではSubway, 英語では Underground または Tube.  Tubeは俗称なので、このような標識では Underground.

そしてオイスターカードをかざして改札を通過するのだが、改札がないの。そのまま乗り場に行っちゃった。あれれ。

で、このターミナル5から、ターミナル2、3、4が乗り入れているヒースローセントラルに出たいわけ。

パネルの一番下に Free train transfers と書いてありますね、これに乗ります。

ターミナル5からエクスプレスで市内に出たい人は、そのまま乗るんだけど、ヒースローセントラルからコネクトに乗りたい人は、そこまで無料でいけるの。

じゃあ、乗るのは、空港によくある、ターミナル間を移動するよくある電気車両みたいなものだと思うでしょ?

違うんだな。
乗るのは、なんと、高額のヒースローエクスプレスなんだな。

ぎょぎょぎょえ。本当ですか?

おそるおそる、乗ります。

乗ってみます。

すると、おお、車内は紫色です。なんで?

びっくりしているうちに、ちゃんと一駅先の、ヒースローセントラルに停車しました。

ここで重いスーツケースを下ろして、コネクトに乗るべく歩き始めます。

ここから先は、道を尋ねながらだったので、写真はなし!

私は英語が不自由しないからいいけど、これ、英語が苦手なひとはどうすんの?


まあ、どう間違っても必ずロンドン市内には到着するので、冒険心で行ってみてください。

そうそう、パディントン駅について、今度は改札があり、オイスターカードをかざしたら、そこでちゃんと金額が引き落とされました。
この改札を通る人はヒースローから来た人だけ、というのがわかるようになっているらしい。


To be continued…


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