Look Back In Love

2019年12月31日 ついに大晦日。2010年代が終わり、新しい10年間が始まります。

日本語では、10年一昔という言い回しがありますが、英語でも10年のことは decade という特別な単語があてられています。10年、という単位、大事ですね。

あなたはどんな1年を過ごしてきましたか?
どんな10年でしたか?

いろいろな意味で発展、進歩、成長があったなら、あなたは幸せな人生を生きています。

おかげさまの2019年

さて、ここでわたしのこの1年を振り返ってみます。

1月 
アラブ国際演劇祭で
初めてのアラブ国としてエジプトへ。

ピラミッドの中にたった1人に
なった瞬間があり、
ものすごい氣に乗っ取られそうに
なりました。

アラビア語に触れ、友達がたくさんできました。

2月 
誕生日!

誕生日はいつも大学の集中講義で
出張して一人ぼっちですが、
愛に包まれていると感じています。

3月 
理事長を務めているNPO法人 
女性とくらしのネットワーク 主宰で、
演劇で世界に友達をつくろう
ワークショップを開催しました。

中学生と高校生向けのもので、
とても個性的な人たちが集まりました。

「待つ力」が、
なかなか発言できない子どもを
発言できる子どもへ
変身させることがわかります。

4月 
大学では新学年が始まります。

オリエンテーション期間は
新鮮でみんなの顔が生き生きしていて大好き。

この顔を持ち続けられるような
授業をするのがわたしの仕事のひとつです。

5月 
『シェイクスピアの演技術』
が玉川大学出版から出版されました! 

構想は2015年。

2016年には出るはずだったものを
直しに直して3年越しでの出版。

ほんとうにすばらしい本になりました。

この10年間続けてきた
『シェイクスピア遊び語り』が
元になっていることを思うと、

この10年間の集大成が
本になったわけですね。

感慨深い! 

シェイクスピア遊び語りを
応援してくださった多勢の
観客の皆さんのおかげです。 

それから、今月はイギリスにもいきました。
『シェイクスピアの演技術』の
プロモーションのため、
ロンドンに滞在し、
プロモーション動画
『トラベル・シェイクスピア』を撮影。

これらはYoutubeで順次掲載しています。

6月 
来月に出版記念講演を急遽決定し、その準備で大忙し。

7月 
『シェイクスピアの演技術』
出版記念公演としての
『シェイクスピア遊び語り第15段
いまあなたに知って欲しいシェイクスピア』。

東京大学のシェイクスピア学者
河合祥一郎先生、

わたしのすべての活動の
原点を作ってくださった、
在英国日本大使館時代のボスで
いまは国際交流基金のトップを
なさっている安藤裕康さんら、

多勢のシェイクスピアファンが
駆けつけてくださり、
ほんとうにありがたい、嬉しい、
幸せな公演となりました。

ありがとうございます。

8月 
『シェイクスピアの演技術』を
ステップバイステップで学べる、
サブスクリプション型の
オンライン講座をはじめました。

発声や呼吸、
プロになるための心の持ち方や
セルフプロモーションの方法など、

シェイクスピアだけではなく、
あらゆる芸能活動において、
一目置かれる表現者となるための要素を、

わたしの全力をかけて
お伝えしています。

毎月、受講生の声を取り入れて
新しいレッスンを入れるので、
とてもインタラクティブに進めます。

まだのかた、ほんとうにおすすめです。
人生が変わった!
という声さえいくつも頂いております。

9月 
新世代型コミュニケーションで、
世代間ギャップを乗り越えるテクニックを、
無料講座としてお届けしました。

聞けば、なるほど、なことかもしれませんが、
意識してやってみる、
ということ、
その視点であらためて捉え直すことが大事です。
コロンブスの卵。

10月 
新世代型コミュニケーションを進めて、
いま目の前にいる相手と
双方が幸せになれる「いま」を作り出す
ライブインタラクションの
コーチングを学べる講座を開講しました。

教える人に最適と評判です。

この講座はほんとうに人生を変えてくれます。
わたしがかつてカナダで演劇を人間教育に使う授業を受けて得たインスピレーションとこれまでの演劇のスキルがギュッとつまっています。

11月 
来月の「はじめてのうたかい」のために、ひたすらお歌のお稽古。講座を毎月何本も作ったり、創作をしたりしながらですが、庭の掃除や伐採もして、人間的にも充実した平和な月でした。

 科学技術学園高校で、
教師のための演劇を教育に使う指導法講座
をひらきました。

これも、シェイクスピア遊び語りの
ファンのかたからの企画です。

ほんとうにありがたいことです。

参加した先生方がみるみる変化していき、
たくさんのワークと
テーマごとのディスカッションで、
演劇を授業に使うと
ただ知識を渡すだけではなく、
自ら発見する力や、
周りと協働する力、
発信していく力などが培われ、
それによって知識もつき、
知識を使う力もつく、
という良いことづくしなこと
を発見していただきました。

12月 
「はじめてのうたかい」。
クラシック歌唱を、シェイクスピア遊び語りのために習い始めて10年。

先生からそろそろオペラアリアも歌ってみたら、10年だし、コンサートも開いてみたら、と勧められ、おそるおそるやってみました。

コンサートだと思うと練習にも身が入ります。
誰も来てくださらないんじゃないかとの不安も杞憂で、たくさんのかたが温かい拍手で迎えてくださいました。

ブラボーをいただくって気持ちの良いことですね。

演劇はなにかしてもブラボーがその場で来るわけではないので、新鮮な体験でした。これからクラシック歌唱にはますます身が入りそうです。

というわけで、三輪えり花の2019年でした。

ついでに、この10年を振り返りますと、なによりも
『シェイクスピア遊び語り』の10年でした! 

それから、
演出家オンリーの三輪えり花から、
出演もする三輪えり花となり、

2018年には、ついに
『わたしは太田、広島の川』で
りっぱな舞台に主役として
立つことができました。

演劇をスムーズなコミュニケーションに使う
ライブインタラクションを開発し、
アメリカに株式会社も作って
運営しはじめました。

それもこれも、支えてくださったあなたのおかげです。ありがとうございます!

ほんとうにすばらしい10年でした。

これからも、あなたの人生を温かい愛と生きがいでいっぱいにすべく、三輪えり花、精進してまいります。

どうぞ良いお年をお迎えください。
三輪えり花


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