入エジプト記12 スフィンクスとキスをした話 Ex-Exodus12

スフィンクスとキスをしましたよ。

スフィンクスの背中にピラミッドが載ってます

駱駝を返却して、お金を払って。
そうそう、お金を払う時も、結局、相手は値段を言わないの。
それでハイサムさんが、
「二人でこれくらいでいいでしょう、警察官の分もあるから」と
ハイサムさんが相場と思っている金額を、駱駝使いのいる前で警察官に渡しました。
警察官がどれほどリベートを取るのかはわかりません。
が、なるほど、この方法なら、いわゆる「ぼられた」には決してならないわけですね。

本当は2体あったらしいんです、スフィンクス。エジプト文明は左右対象が特徴なので、一つだけ、というのはとても珍しいそうで、謎の一つだったの。でも最近の衛星写真の技術向上で、ちょうど左右対象の場所に、このスフィンクスと同じような大きさの整地された空間がみつかり、そこにあったんじゃないかって話です。

ラクダ溜まりからスフィンクスまではまたかなり歩いて戻らねばなりません。
が、ずっとホテルに缶詰だった私は砂漠を歩くのが堪らなく嬉しかったので、気になりません。

かっこいい!!

スフィンクスの像は、イギリス国王家は過去の宗主国として登ることができるのですが、われわれ庶民は、遠くのギャラリーエリアから眺めるだけです。
でも、ここからだと、こんな絵が撮れるんですね。
たのしい!

楽しいジャンプも撮れました。

こうして不思議な体験に満ち満ちた半日が終わります。
これからお昼ご飯を食べて、旧市街へ向かいます。
次回は旧市街のお話。


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