入エジプト記9 砂嵐とはこういうものです Ex-Exodus 9 Sand Storm

1月のカイロである日、砂嵐に会いました。

ほんっとに、
マジで
何も
まるっきり
とことん
完全に
何も
見えなくなるんですねっ!

朝はすっきり晴れていたのに、朝食を終えたら、ナイル川に浮かぶボートのあたりはこんな感じ。

で、ナイルタワーホテルの19階の部屋に戻り、オンライン講座を行っていたら(日本にいる演技の生徒さんに、オンラインレッスンをしていました)、その60分が終わるころには外はこんなことに・・・
以下、数分ごとの時系列で。

対岸のホテルが左手に。右手前の白いのは、はしけに繋がれた観光用のボート。

どんどん見えなくなるねー。

対岸左手ホテルの麓がやられました。
対岸左手のホテル、かろうじて影が見えます。が、そこにホテルがあると知らなければわからない感じ。右手前の白いボートは、まだ存在しています。
はい、御臨終。
普段はこう。

通訳のハイサムさん曰く「砂嵐は通常は3月ごろのものなのです。1月にこれほどの規模のものがあるのはとても珍しいです」

いやあ、いい経験させてくれるわ、カイロ。
演劇芸術に携わるものとしては、こういう経験は、なかなか嬉しいのです。物語を描きたくなるし、舞台装置や照明にも使えるし、こんな土地で生きる人々の気持ちやキャラクターは・・・と考えるきっかけになります。

さて、次回は、ラクダに乗った話をお届けします。


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