三輪えり花のお送りする【トラベリング・シェイクスピア】。

シェイクスピアのせりふを紹介しながらロンドン巡り・・・なんですが、

今回は、シェイクスピア抜きで
テムズ河畔のEmbankment エンバンクメント の
公園から
ロイヤル・オペラハウス Royal Opera House (ROH)の
あるCovent Garden コヴェントガーデンを歩きます。

Embankment とは、
bank(河岸)に
Em (入る)
という名前のとおり、
テムズ河から
ロンドンのウェストエンドに入る
船着場のあたりを言います。

演劇がそれほど好きではない場合、
ロンドンのいわゆる市内に宿泊すると、
embenkment の駅はあまり使わないかもしれませんが、
南、西、東へ向かう列車を使うと、
Victoria や Waterloo といった国鉄の駅が終点で、
そこを起点にしてロンドンの
ウェストエンドへ向かうときは
河を渡らなくちゃいけない、
すると、ほぼ確実にEmbankment の駅を
通過することになります。

そこから北へまっすぐ進むと、
『マイフェアレディ』の主人公
オードリー・ヘップバーンの演じた
イライザ・ドゥリトルの住んでいた
コベントガーデンに入ります。

昔は青物市場だったのね。
Covent Garden のCovent とは、
語源は修道院を意味する、
convent の菜園があったところが由来。

1200年ごろからるというから、ヨーロッパ的には
古いねー。

大道芸と、
たくさんの手作り系のショップや
カフェが並ぶ、土産物とおしゃれ市場になっています。

昔(わたしの住んでいた1990年代)は
ほんとうに安くて可愛くて美味しくて楽しくて
手作り感満載でワクワクの連続だった。

ロイヤル・オペラハウスは
なぜかそこに建築されて、
以来、ロイヤルの代名詞または別称として、
オペラ界では、
ロイヤルオペラハウスに出演したとき、
「コベントガーデンに出演した」
なんて言い方をします。

わたしは文化庁派遣新進芸術家在外研修員として
英国王立演劇アカデミー(RADA)に
送ってもらったのですが、

同期で、音響でコベントガーデンに
研修にいったかたがおり、
「えりさん、日本のオペラ界の演出やってよ。
ロイヤルで勉強して」
と言ってくださり、
RADAの校長も、
それならそこへ出張研修してらっしゃいと
手紙を書いてくれて、
お二人の力でわたしは
初めての日本人として、
コベントガーデンでオペラ演出を学んだのでした。

とはいえ、実はわたしは
まだまだ駆け出しの演出家で、
しかも、
かなり前衛的な
なんでもあり的な演出技法で
ロンドン大学の修士を出たので、

オペラの演出なんて右も左もわからず。

ピアノをやっていたので楽譜は読めましたが、
ほんとうに全くゼロ以下の状態で勉強したのです。

今にして思うと、それがよかったし、

一方で、
いまくらい音楽のことをわかっていれば、
もっともっと勉強することがあったはずだ、
と思います。

では、どうぞ。

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