演劇と人格再教育 Theatre and re-education

私の活動の原点は、私自身のコミュニケーション障害です。

学校や社会に馴染めず、自分勝手で孤独な気持ちで過ごしていました。

雑誌で見る欧米はキラキラして美しく、日本では受け入れられない自分も欧米でなら受け入れてもらえるかもしれない。

自分は変われなくても、環境が変われば、生き易くなるかもしれない。

そう考えて、とうとう日本を逃げ出しました。

大学年の時の一年間の交換留学です。

そこで出会った「教育における演劇 Theatre in Education」の授業で、人とインタラクティブに生で向き合う方法を知り、私は変わりました。

自分は人間関係づくりが下手で、これはもう性格だから変わりっこない、と思い込んでいたのに、俳優訓練で使うゲームやエクササイズの数々で、私は変わったのです。

俳優訓練は、育ってしまった大人でさえ変える力がある!

自ら体験したそれが、今の私を作っています。
コミュニケーション障害でなければ、「変わるはずない」悩みを持たなかったろうし、変わった変化をこれほどまでにありがたく感じなかったかもしれない。

だから、今の私の活動の原点は、私が、コミュニケーションに苦しんでいたことにあるわけです。

私ほどではなくても、誰でも「なんで私は嫌われちゃうんだろう」とか「なんで私は人と違うんだろう」と悩んでいる点はあるでしょう。

そんなとき、演劇は、見るよりも演ることで助けになるかもしれません。

必ずしも舞台に立つ必要はない。けれど、何かを少しでも演じてみるのは、全く新しい自分を再構築するのに最適なのです。

〜今日のライブインタラクション〜

演劇を体験できる場所を探してみよう。

#プレゼンス
#ヒューマンネイチャー
#インタラクション


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