昨日は、クリスマスから数えて12日目。それをもってして、祭りの季節が終わり。きょうから生活を日常に戻すことになっています。

十二夜

シェイクスピアは『十二夜』という戯曲を書いています。

私がカナダに留学していた時の演劇史では、タイトルと中身が関係ない戯曲のひとつとされていました。

が、以前『十二夜』を演出した際に、気がついたことがあります。
物語のドラマが一段落して、これから新しい日常が始まることがはっきりした時、それまで狂言回し的役回りをしていた道化が、その町を去っていくんです。

道化の名前はフェステ。
はい、フェスティヴァルのフェステです。

そう思うと、戯曲『十二夜』は、シェイクスピアが、祭り時期の狂乱や混乱をドラマにして描き、それが収束した時、祭りの象徴であるフェステが去っていく、つまり祭りは終わった、という構造で描いたと言えるのではないでしょうか。

とすると、タイトルと中身が関係ないどころか、タイトルは中身を象徴している、まさにタイトルらしいタイトルだと言えます。

新しい日常を作ろう

さ、皆さんも、祭りは終わり新しい日常がはじまりますよ。
「あーあ、かったるい日常か」ではなく、
「よし、新しい年の新しい日常を作って行こう」という気持ちで!

新しい日常を作るためには古いものをひとつはやめる必要があります。

【今日のライブインタラクション】

#プレゼンス
新しい日常を作るために、何をやめますか?


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