スーパーバイザー・システム

こんにちは、三輪えり花です。

今年は立て続けに舞台公演があり、おかげさまで充実して過ごしてきました。

今日は中でも、満席のお客様の大満足を勝ち得た大成功の舞台の、その理由をお伝えいたします。

これは、チームで成功を目指す立場の方や、あるいはご家庭という船をお持ちの方にも通用することです。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

2016年から2018年の2年間にわたり、山梨県での、県をあげてのミュージカルプロジェクト『シンデレラ、ネズミたちのプリンセス』(通称 山梨シンデレラ)の演出、脚本アドバイザー、美術を担当しました。

初演、再演、再再演と回を重ね、キャストを変え、演出をパワーアップして、徐々に育っていった全ての公演が満席のお客様の大喝采にて送られて、全員が幸せな時間を過ごせたと思います。

お客様ならびに関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。

今回の成功の功績はひとえに、スーパーバイザー制によるもの。

演出の意図に沿って、演出家の代わりさえ務められるほど理解をしている声と動きのプロフェッショナルが一人ずつ着いてくれる仕組みです。

ムーブメントスーパーバイザーとミュージカルスーパーバイザーを立てました。

先ずはミュージカルスーパーバイザーの話です。

クラシック音楽や合唱の場合は指揮者が音楽のまとめを担当するものですが、物語を伝えることが主眼のミュージカルの場合は、指揮者の上にミュージカルスーパーバイザーがつくのが欧米では当たり前のことになっています。

山梨シンデレラのミュージカルスーパーバイザーには、Lutherヒロシ市村さんが、作曲家、指揮者の両人から推薦を受けて指名されました。

ルーサーさんは、初演の動画を観て、私の演出の意図を汲み、大所帯になったキャストの別室稽古や歌稽古をしつつ、満遍なく全体をまとめていってくれました。

また、この大人数のムーブメントをまとめるために、クラシックバレエの振付家、深沢由美先生にムーブメントスーパーバイザーとなっていただきました。

由美先生には、ご自身の振付た場面のみならず、普通の歩き方や、スッキリ見せる首元など細かい部分、そして大人数のムーブメントの舞台上のバランスなど、俯瞰で物事をご覧になり、様々な教えをくださいました、

これはまさに私が脚本や演出を担当した、新国立劇場の新作バレエ『しらゆき姫』の時のようで、多くの指導者がチームを組んで、まさに理想的な形で稽古から本番まで進めることができたというわけです。

日本のことわざに、「船頭多くして船、山に登る」とありますが、スーパーバイザー制は船頭は一人(今回の場合は演出家の私)。

スーパーバイザーたちは右大臣、製作チームは左大臣、といった感じです。

スーパーバイザー制では演出家がワンマン過ぎてもダメ、演出家がリーダーシップを取れなくてもダメ。スーパーバイザー制

たちと一丸となって、彼らの才能を活かすように舵取りをしていく必要があります。成功すれば何もかもが相乗効果で素晴らしい力を発揮できるのです。

随分昔、劇団昴に参加し始めた頃、作曲から舞台装置まで全部やってしまう私に対して、芸術監督が、「多くのことを人に任せ、彼らの才能を合わせて使えるようになりなさい」と言われたことを今更ながらに思い出します。

チームは、個々の才能が一つの目的に向かって進む時に、最高の力を発揮する。

これまでも、デザイナー達とは良い関係を築いてこられて、良いチームに恵まれましたが、今回のように、スーパーバイザーという演出サイドに専門家を入れたことがこれほど功を奏するとは期待以上でした。

みなさんも、ぜひ、これを参考にしてみてくださいね。

【今日のライブインタラクション】

あなたを助けてくれる人は誰か考えてみよう

今日も良い1日を!

Laugh, Love, Live!

ELICA MIWA

~人前で楽に表現できる声と身体と心の使い方~

ライブインタラクション®︎は

三輪えり花が新しく開発した

伝わる表現のための演技・演出術です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。