英語が好きで、もう少し活かしたいのにな、と思っている方へ。
シアター・トランスレーションがお勧めです。
無料オンライン講座 視聴登録ページは下記のリンクからhttp://eepurl.com/c1w2j9
前回の宿題
前回のレッスンは、『ヴェニスの商人』から、今まさにシャイロックに胸の肉を500グラム近く切り取られ、死を覚悟しているヴェニスの商人アントニオのセリフで、
Give me your hand, Bassanio, fare you well.
をどう訳しますか?という宿題を出しました。
辞書の単語で訳すと
「あなたの手をください、バッサニオ、あなたはよくやってください」
・・・
前半は良しとして、後半がわけがわかりませんね。
自分の言葉に直していくと
後半は、現代語だと farewell 「さようなら」「さらば」です。シェイクスピアはちょっとこの辺りでの知識が必要なのですが、このような言い回しは何度も出てきますので、3回も見れば、あ、この意味だな、とすぐにわかりますから、実は大した問題ではありません。
では、
「あなたの手をください、バッサニオ、さらば」
だとどうでしょう?
「ください」という前半の言い回しと、後半の「さらば」がちょっとアンバランスですね。
「あなたの手をください、バッサニオ、さようなら」
これなら、雰囲気的には統一感があります。
けれど、「バッサニオ」と親友の名前を呼び捨てにするにあたって「ください」は似合わない気がします。
では、くだけてみましょう!
「おまえの手をくれ、バッサニオ、さらばだ」
どうですか?
さらばだ、が古臭いなら、「じゃあな」なんてのはどうでしょう?
「お前の手をくれ、バッサニオ、じゃあな」
いいですね、いい感じですね。
これがシアター・トランスレーションです。
ね、自分の言葉にするために、ちょいちょいと展開していく感じです。簡単でしょう?
【今日のライブインタラクション】
町で見かける英語を自分の言葉に変換してみよう
コメントを残す