昨日はこちらで、フランス演劇の大家、岡田正子先生のワークショップ「ベラ・レーヌ・システム」へ、Lutherヒロシ市村さんと参加してまいりました。
愛らしい岡田先生!
ベラ・レーヌ・システムについてもう少し詳しく知りたい方は、こちら(国際ライブインタラクション研究所のページ)
昨日のワークについて詳しく知りたい方は、こちら(私のブログ。お写真あり)
さて今日の『ヴェニスの商人』からの英語台詞は
”Three thousand ducats for three months, and Antonio is bound.”
「3000ダカットを三ヶ月間、保証人はアントニオ」
ダカットはシェイクスピアが生きていた当時のイタリアの通貨。
おそらく、今でいう3億円程度かと思われます。
保証人という原語は、be bound。
これは、その人が「縛られている」つまり、その人に責任がある、という意味ですね。
このおかげでアントニオさんはひどい目にあってしまうのです。
怖い怖い。
これをベラ・レーヌ・システムを使って演じると、
言葉ではそう言いながら、頭の中ではまだ別の台詞が流れている、それを具体的にしましょう、
となります。
英語では、「サブテキスト」と言い、表の言葉の下に潜っている、頭の中で考えていること、という意味です。
「暑いね」と言いながら、心の中で「誰か冷房のスイッチ入れてくれないかな」と思っているようなもの。
【今日のライブインタラクション】
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