東京藝術大学声楽科の2年生の授業も今期終了。
このクラスは、とにかく熱心で、吸収力も素晴らしいけど、とにかく集中力が凄まじいほどでした。
自らが演じるときへの集中力もさることながら、仲間が演じるのを見守るときの頑張れというエネルギーを送る、静かな集中力。
何をすればいいかはみんな知ってる。
でも、実行するのは難しい。
”If to do were as easy as to know what were good to do…”
「良い行いとは何かを知るのと同じくらい簡単に、良い行いをできればね・・・」
(『ヴェニスの商人』ポーシャ 第1幕第2場)
東京芸大声楽科2年生のこのクラスは、これをすれば良い、というのがわかり次第、躊躇せずにそれに向かうという稀有な精神を持っています。
本当に感心しました。
教えていてとても楽しかった!
【今日のライブインタラクション】
すれば良いのに、とわかっているなら、してみよう
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