舞台の演技 ステップの数

前回、足をドタバタさせるな、という話をしましたね。
舞台では全身が見えてしまうのに、胸から上だけで演じたつもりになってしまう人が多いのです。
どんな風に足を使うのか、いつも考えておきましょう。
さて、オペラやミュージカルなど音楽が背景に流れている作品で、足音が音楽の邪魔をしたら大変です!
もちろん、台詞劇でも。
舞台では、足音がしないほうが良い。
そのため、私は靴底にもめちゃくちゃ気を遣います。
床の素材に合わせて靴の裏にフェルトを貼ったり、ゴムを貼ったり。
余談ですが、床に足を投げ出して座る場面や、喧嘩で倒れる場面、なにかを拾うのに跪くことも考え、靴の裏にも登場人物の歴史を刻みます。
日本のサイズ表示やブランド名は消し、すり減らしたり、泥に見えるよう塗ったり。
足音はさせない、というのはリアルではありません。
でも、靴の裏にまで気を使うのはリアルです。
つまり、舞台上で必要なのは、リアルさというわけではなく、お客様に、その場面で余計なことを考えさせない「見せ方」なのです。
余計なこととは
「下手だなぁ」
「靴底に日本のサイズ書いてある、ワロタ」
「あのピストルは時代が違う」
「なんか一本調子だなあ」
「足音うるさっ」
というようなことです。
そんなことを考えさせずにドラマに引き込むこと。
これが私たち舞台人の大命題!
さて、話がだいぶ逸れたので、足音をさせない方法については、また次回。
【今日のライブインタラクション】
引き込まれるドラマの要素を考えてみましょう

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