ご自分の実体験で、ちょっとした目標達成ができた要因を考えてみましたか?
私の場合は、確実にこれがあった、と言えることが3点あります。
一つ
自ら実際に行動に移していること
二つ
行動の結果をあまり気にしていないこと
三つ
行動の理由が「それをすることが好きだから」
面白いのは、一つめの「自ら行動に移す」が必ずしも、ある目標達成に直結しているわけではない点。
例えば、ロンドン大学の大学院を修了後、英国の日本大使館に勤め始めることになった時のこと。
私は、修士号取得のための舞台作品をエジンバラフェスティバルに持って行きたかったんですね。それで、日本大使館にお金の工面に行ったのです。そうしたら、たいそう位の高い担当官が、私が夢を滔々と語っているのをじっと黙って聞いていて、最後に口を開いたのが、「お金はないけど仕事ならあります」。でした。私は、普通なら希望しても就けない職に、しかも私のためだけの職を特別に用意されて、次の日から大使館で働くことになりました。そして、その時の上級貴族たちとの交流や上流階級の英語の使い方などを実際に使って仕事をしたり、上流階級の社交界やパーティーに仕事として参加していたことが、今、シェイクスピアやオスカー・ワイルドや、オペラやミュージカルやバレエや、英語での活動や、とにかくシアター演出・出演するのに、最高に役に立っているわけです。
舞台を作りたい、という目的のために自ら大使館に出向いたこと(実際に行動に移した)、そこには「大使館で働くこともありかも」なんてことは一切思わず、どんなことが出るかはわからないけど(行動の結果をあまり気にせず)、とにかく「舞台を作ることが好きだから」動いた、という三つの要素が見事に重なっている、良い例だと思います。
どうでしょう?
*|FNAME|*さんも、そういえば、そういう時って、目標達成がなんか自然にできちゃってたり、降って湧いたような面白いことが起きたりしてる、という経験はありませんか?
次回は、この三つの要素が組み合わさって目標達成が叶った例をもう一つご紹介したいと思います。
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