狂乱の演じかた

皆さん、連休は楽しみましたか?

私は、6月のシェイクスピア
遊び語りの
ためのリハーサル三昧で、
幸せな時間を過ごしていました。

今日は、プロの演技表現者へのレッスンです。

日常では関係のないかたはスルーしてくださいね。

 

芸術というものは、
日常の中の非日常を
第三者の立場から見つめ直すこと
ではないかと私は思います。

 

まるで顕微鏡で小さな虫を
観察するかのように、

 

日常の些細な気持ちの引っ掛かりを、
よりドラマチックなセッティングで

 

見つめることなんですね。

 

だから、
日常では経験したくないことが
ドラマの題材になりがちなのです。

シェイクスピア、オペラ、ミュージカル・・・

殺したり殺されたり。
とくに重要なのが、愛する者を奪われる時です。
そこでは人間は正気を保っていられなくなります。

 

でも俳優は、
俳優として正気を保ちつつ、
狂乱する登場人物を演じなくてはなりません。

 

いろいろな狂気の演じ方がありますが、
シェイクスピアは言葉によって
狂気を観客に呈示してくれます。

俳優は、

その言葉を観客に伝えるだけ
で良いのです。

 

・・・とは言え、
「どうやって伝えるのか」
が大問題なのですが。。。

 

まずは、普段、自分の感情が
ネガティブに動いてしまう時、
どんな態度や思考回路を持つか、

 

あるいは他者がそうなっているとき、
どんな態度や思考回路を使っているか、

 

観察してみましょう。

【今日のライブインタラクション】

感情が動く時、何をやりがちですか?

 

追伸:

 感情を良さぶられる体験と、
そしてシェイクスピアをもっと
知りたいかたのために、
参考になる舞台がありますので、
ご紹介します。
6月7日から10日、
シェイクスピア四大悲劇のひとつ
『オセロー』。
とにかくすごいことになりそうです。
オセローのウェブサイトは

 

心に残るスピーチのために

スピーチ原稿は、感動的なものにしたければ、コピーライターに頼むこともできます。

けれど、どんなに感動的な原稿でも、それを伝える人が棒読みをしてしまっては台無しになってしまいます。

一方、どんなに内容が最低で酷いものでも、スピーカー(話者)のスピーチテクニックが優れていれば、大観衆の心を掴むこともできるのです。
今日は人の心を動かすスピーチテクニックについて一番大事なことをお話しします。

【母音に注意】

次の文章を話してください。
「私はあした、青森に行きます」
単語同士が、同じ音の母音で繋がっているのがわかりますか?
わたしは あした あおもりに いきます。

アルファベットで書いてみるとわかります。

Watashiwa ashita aomorini ikimas.

下線部のアルファベット母音を短く発音してしますと、次のように聞こえてしまいます。

「わたしわしたおもりにきます」

おお! すでに日本語ではありませんね。
単語始まりの母音を、きちんと言い直すようにしましょう。

Watashiwa Ashita Aomorini Ikimas。

というかんじで。
大きな声にしなくてもいいのですが、あらためてしっかり発音する感じです。

俳優諸君、特に大事。
社長さまがた、特に大事。
政治家諸君、特に大事。
がんばってください。

【今日のライブインタラクション】
母音で始まる単語に意識を向けよう。
三輪えり花は6月にシェイクスピアの美しい英語と、わかりやすい口語翻訳で『オセロー』を上演します。
俳優たちと気をつけるのは、まさにこの点。
言葉の芸術を楽しみたい方は、下記にご連絡ください。

できるようになるためには

できるようになるための5ポイント
こんにちは、三輪えり花です。
今日は満月。
この半月のことを整理する時期がやってきました。
なにかを始めたら、あるいは、毎日の普通のことでも、今やっていることが良い方向へ向いているかどうか、チェックすると良いですね。
そして、もしこんなに努力しているのに、なにかうまくいっていないことがあれば、それは気の持ちように関係しているかもしれません。
ならば、以下の5点をトライしてみましょう。
1  自分にはできると言い聞かせる
2  笑顔でやってみる
3  とりあえずのOKを自分に出し続ける
4  他者の評価を得ることを目標にしない
5  自分が目指す理想像を、実際に目指す
いま、三輪えり花は、6月のシェイクスピア遊び語り『オセロー』の稽古中ですが、上記の5点は本当に役に立ちます。
大事なのは、5番と3番の共存です。
理想を高く持ち、冷静に自分の現在地点を確認しつつ、やることにオーケーを出していく。
そうすると、甘えや自分勝手な思い込みからも離れることができます。
そんな私のオセローは、実に新しいワクワクする作品になりつつあります。
公演観劇お申し込みは下記のチラシで、ご確認くださいね。
【今日のライブインタラクション】
気の持ちようを変えてみる

やりたいことをやっていますか?

四月もそろそろ終わり。連休が待ち遠しいですね。
(とはいえ、アーティストのような自由人は連休関係なしなのですが)
多少日差しがあっても、まだまだ湿度が低いので七月のカンカンな暑さではありません。
気持ちよく過ごせそうです。
何をして過ごすかというと、
はい、リハーサルです。
三輪えり花は演技表現芸術を作る仕事が本業で、
演出、作品探し、翻訳、劇作、演技をやっています。
日本は職業の籠を細かく分けて、2つ以上の籠をものをやるのはあまりよく思われません。
八方美人とか、虻蜂取らずとか、二兎を追う者は一兎をも得ず、などのことわざに、その考え方が反映されていますね。
でもダンスの振り付けをしつつ踊る座長もそうですが、何か表現したいという衝動があり、こういう風にしたいという気持ちがあるから、デザインも動きも照明効果もまるまる考えたくなる、ということになる、この気持ちは、人はみな、あたりまえに持っています。
やりたがり、というよりも、どんどん思いついてしまう、というほうが正しい。
まして、自分みずから動いて表現するのが、表現手段の場合は、演出もして演技もするのは、振り付けをして自分で踊るのと、まったく同じです。
イギリスに住んでいたせいか、自分で考えた人が主役をやる、というのは至極当然と思っていました。
が、日本で老舗劇団に入ったとき、演出家サイドに来るなら演技はしちゃダメ、と言われて腰が抜けるほど驚きました。
それでしばらく演技には封印をしてきたのです。
が、劇団を出て、ひとりでやっていくとき、
自分ひとりしかいなかったので、
しかたなく封印を解きました。
それが、
これを伝えたらお客様は楽しいだろうなぁ、
との思いで始めた
シェイクスピア遊び語りです。
下記にチラシを貼り付けました。
興味のある方は気楽に私にメールしてください。
【今日のライブインタラクション】
やりたいことをやっていますか?