寝る時刻を決める

前回、食事時間と声と身体のトレーニングタイミングとの関係をお話しました。

評判が良かったので、今日は、さらにパフォーマンスを上げる睡眠について、三輪えり花の例をお話します。

「眠りは心の滋養」

これはマクベスの台詞。

私もよくやってしまうのですが、舞台人は、本番とリハーサルも夜の部場合が多く、帰宅が深夜になることもしばしば。

なんとかその日の作業を終えて、僅かな残り時間で疲労困憊して眠る、そんな毎日の人も多いことでしょう。

まず、就床時刻を決めましょう。

遅く帰らずに済む日は何時、
遅く帰る日は何時、と。

スチュワーデスや看護師さんたちほどの不規則さではありませんが、会社勤務の方々に比べればかなり不規則。

ここでも、食事と同様、一般に推奨される、夜10時からの睡眠がゴールデンタイムだの、規則正しい生活を、なんてのは無理な話。

個人個人が、生活リズムを受け入れ、まずは睡眠時間を確保してください。

仕事は睡眠を確保して、それから活動時間内でできることに集中します。

睡眠を制限するのではなく、仕事や作業を制限するわけです。

当然、1日のうちでできることは限られ、

毎日これだけはやりましょう、というタイプのものはできません。できなくて当然です。良いのです。

まずは、その日の就床時刻を決め、それから活動してみましょう。

しっかりと睡眠がとれ、パフォーマンスにも生気と魅力が光るようになります。

【今日のライブインタラクション】
今夜の就床時刻を自分と約束しましょう。


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