昨日は、台風12号の影響で、本当は受けたかったワークショップに行くのも控え、その代わり書斎で、そのワークショップと広島のことを調べていました。
11月に上演するのがフランスの劇作家ジャン・ポール・アレーグル作『私は太田、広島の川』。
私のその、太田川を演じる大役を仰せつかいました。
演出は岡田正子先生。フランス国から名誉ののシュバリエ(騎士)の勲章をいただいている素晴らしい先生です。
彼女は、ベラ・レーヌ・システムという演技術を教えていらして、私は劇団昴時代からずっと存じ上げているのですけれど、去年のワークショップに伺った際の私の演技をお目に留めていただけたようで、出演のお話をいただきました。
先生からお電話をいただいた時は、びっくり。
「どうなさいました?」
という言葉しか出ませんでした。
これをシェイクスピア風に言うと
“How now, what news?”
『ヴェニスの商人』のポーシャも、『ロミオとジュリエット』のジュリエットも、『マクベス』のマクベス夫人も、言います。
「何用か?」みたいなかんじですかね。
太田川の役柄は、一も二もなくお引き受けしました。
なぜなら、私は岡田先生の演出なら人生で絶対に受けてみたい、と長年思っていたからです。
夢がひとつ叶う。
でも、それを成功に導くのは私の努力だけです。
【今日のライブインタラクション】
雅語(やや古めかしい言葉)を使ってみよう
*これはただの遊びではありません。俳優は、雅語を使いこなせなくてはいけないので、日常から馴染んでおく必要があるのです。
バイトで入って1日目から「いらっしゃいませ」「いかがなされました?」がなかなか板につかないのと同じ理由。使い慣れておくことが大事です。
今日のお写真は美しいヒロ(ハワイ島)の景色を。
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