こんにちは、三輪えり花です。
東京は、きのうの寒い雨が過ぎて快晴となりました。
今日は、声について。
声は自然が一番。
むりに作ってはいけません。
自然というのは、心の動きに任せて、
という意味です。
大きく感動すれば声も自然とそうなる。
怒れば怒鳴るし、
相手を説得しようとすれば、
それに従って声が変わるもの。
声を無理に作ってしまうのは、
相手とインタラクションしたいというより、
自分はこういう風に見られたいのでそう見てね、
という自己主張の押し付けに過ぎません。
さて、ここからはプロの実演芸術家向けです。
6月のシェイクスピア遊び語り『オセロー』は
感情の放出がものすごい。
でも、それを自然に任せていると、
一回で声を潰してしまうでしょうし、
お客様はかえってドラマの論点を見失ってしまい、
ただうるさい怒鳴る芝居だったね、
という感想しか残らなくなるでしょう。
作らずに自然で
かつドラマの構成で観客を惹きつけるには?
【今日のライブインタラクション】
自然な心の揺れで自分の声がどうなるか、観察してみよう
追伸
舞台の上で自然かつドラマの構成を
意識して組み立てられた感情の放出を
英国の演技術ではどうしているか、
実際に見て体験できるチャンスがあります。
興味のある方だけ、どうぞ!
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