『インプロ』重版発売!

表現力をつけたいかた
創造力をつけたいかた
人間力をつけたいかた

コミュニケーション指導の神様キース・ジョンストンの名著
『インプロ』

重版発売開始です!

三輪えり花は、ロンドン大学の修士論文を書くための参考文献として紹介されたこの書籍の素晴らしさに、翻訳をしたのは2012年。

昨年から完売になっていたのを、出版社而立書房から、本日、重版発売になりました。

ご注文はこちらのフォームからどうぞ!

声は自然が一番

こんにちは、三輪えり花です。

東京は、きのうの寒い雨が過ぎて快晴となりました。

今日は、声について。

声は自然が一番。
むりに作ってはいけません。
自然というのは、心の動きに任せて、
という意味です。

大きく感動すれば声も自然とそうなる。

怒れば怒鳴るし、
相手を説得しようとすれば、
それに従って声が変わるもの。

声を無理に作ってしまうのは、
相手とインタラクションしたいというより、

自分はこういう風に見られたいのでそう見てね、
という自己主張の押し付けに過ぎません。

さて、ここからはプロの実演芸術家向けです。

6月のシェイクスピア遊び語り『オセロー』は
感情の放出がものすごい。

でも、それを自然に任せていると、
一回で声を潰してしまうでしょうし、

お客様はかえってドラマの論点を見失ってしまい、
ただうるさい怒鳴る芝居だったね、

という感想しか残らなくなるでしょう。

作らずに自然で
かつドラマの構成で観客を惹きつけるには?

【今日のライブインタラクション】

自然な心の揺れで自分の声がどうなるか、観察してみよう

追伸

舞台の上で自然かつドラマの構成を
意識して組み立てられた感情の放出を

英国の演技術ではどうしているか、
実際に見て体験できるチャンスがあります。

 興味のある方だけ、どうぞ!

狂乱の演じかた

皆さん、連休は楽しみましたか?

私は、6月のシェイクスピア
遊び語りの
ためのリハーサル三昧で、
幸せな時間を過ごしていました。

今日は、プロの演技表現者へのレッスンです。

日常では関係のないかたはスルーしてくださいね。

 

芸術というものは、
日常の中の非日常を
第三者の立場から見つめ直すこと
ではないかと私は思います。

 

まるで顕微鏡で小さな虫を
観察するかのように、

 

日常の些細な気持ちの引っ掛かりを、
よりドラマチックなセッティングで

 

見つめることなんですね。

 

だから、
日常では経験したくないことが
ドラマの題材になりがちなのです。

シェイクスピア、オペラ、ミュージカル・・・

殺したり殺されたり。
とくに重要なのが、愛する者を奪われる時です。
そこでは人間は正気を保っていられなくなります。

 

でも俳優は、
俳優として正気を保ちつつ、
狂乱する登場人物を演じなくてはなりません。

 

いろいろな狂気の演じ方がありますが、
シェイクスピアは言葉によって
狂気を観客に呈示してくれます。

俳優は、

その言葉を観客に伝えるだけ
で良いのです。

 

・・・とは言え、
「どうやって伝えるのか」
が大問題なのですが。。。

 

まずは、普段、自分の感情が
ネガティブに動いてしまう時、
どんな態度や思考回路を持つか、

 

あるいは他者がそうなっているとき、
どんな態度や思考回路を使っているか、

 

観察してみましょう。

【今日のライブインタラクション】

感情が動く時、何をやりがちですか?

 

追伸:

 感情を良さぶられる体験と、
そしてシェイクスピアをもっと
知りたいかたのために、
参考になる舞台がありますので、
ご紹介します。
6月7日から10日、
シェイクスピア四大悲劇のひとつ
『オセロー』。
とにかくすごいことになりそうです。
オセローのウェブサイトは

 

心に残るスピーチのために

スピーチ原稿は、感動的なものにしたければ、コピーライターに頼むこともできます。

けれど、どんなに感動的な原稿でも、それを伝える人が棒読みをしてしまっては台無しになってしまいます。

一方、どんなに内容が最低で酷いものでも、スピーカー(話者)のスピーチテクニックが優れていれば、大観衆の心を掴むこともできるのです。
今日は人の心を動かすスピーチテクニックについて一番大事なことをお話しします。

【母音に注意】

次の文章を話してください。
「私はあした、青森に行きます」
単語同士が、同じ音の母音で繋がっているのがわかりますか?
わたしは あした あおもりに いきます。

アルファベットで書いてみるとわかります。

Watashiwa ashita aomorini ikimas.

下線部のアルファベット母音を短く発音してしますと、次のように聞こえてしまいます。

「わたしわしたおもりにきます」

おお! すでに日本語ではありませんね。
単語始まりの母音を、きちんと言い直すようにしましょう。

Watashiwa Ashita Aomorini Ikimas。

というかんじで。
大きな声にしなくてもいいのですが、あらためてしっかり発音する感じです。

俳優諸君、特に大事。
社長さまがた、特に大事。
政治家諸君、特に大事。
がんばってください。

【今日のライブインタラクション】
母音で始まる単語に意識を向けよう。
三輪えり花は6月にシェイクスピアの美しい英語と、わかりやすい口語翻訳で『オセロー』を上演します。
俳優たちと気をつけるのは、まさにこの点。
言葉の芸術を楽しみたい方は、下記にご連絡ください。