夢を叶えるもう一つのルール

2017年も暮れようとしています。
が、冬至を過ぎて、太陽は再生!
実際は、すでに新しい年が動き始めています。
冬至に新しい年の夢と目標を考えてみたあなたも、まだそれどころではなく年末の多忙さに必死なかたも、気楽に「叶えてみたいこと」に思いを馳せていきましょう。
したいことを叶えるには3つのルールがあります。
1  とにかく行動に移してみること
2  結果をあまり気にしないこと
3  その理由が、とにかくあなた自身がそれが好きだから、というものであること
それに加えて、もう一つ、目標達成に欠かせないものがあります。
それは、

ルール4:人との繋がり。

考えてもみてください。
これまでのあなたの成功や目標達成に、人が関わっていないことがあるでしょうか?
スポーツや芸術なら応援してくれる仲間や家族や指導してくれるコーチ。
勉強だって、テストの点は自分一人でとったと思っているかもしれませんが、その情熱をかきたて、勉強する時間をくれたのは、家族や教師ではありませんか?
ビジネスなら上司・部下・仲間、そしてお客様、クライアント。
私の目標達成がいかに奇跡的か、けれど、その奇跡には実は上記4つのルールがあることを、一つ例に挙げてご紹介したいと思います。

 

大学三年生の頃、カナダへの交換留学が決まった時のことです。

  • とにかく海外で英語で生活しながら実演芸術の夢に挑戦してみたかった(ルール3)
  • それで大学の交換留学プログラムを受験した(ルール1)
  • だけど来年しっかり受けるためにどんな試験か知っておこうくらいの気持ちだった(ルール1)
・・・どんな試験なのか知っておこうという程度でしたので、筆記試験は惨憺たるもの。
ここでお話しするのも憚れる点数でした。
流石の私もがっかりして、答えを全部調べました。
次の日の面接では、ずらりと並ぶ面接官を前にして、留学において何をしたいか、なぜしたいのかを語り、面接は終わり。
来年受け直そうっと。
2週間後、友人が、「ねー、留学受かったみたいだよー。壁に貼られてるし、マジで。なんか来てくださいとか書いてあるよー」と、女子大生用語で私に教えてくれました。
・・・結果がいつ提示されるかも気にしないでいた私・・・
指定された日時にまた行くと、その時の面接官がずらりと並んで、こう言いました。
「あなたは確かにテストの点数は最低でした。けれど、面接の際にあなたなら、どんなことがあってもそれを学びにし、糧にして結果を出して来ると思い、選ぶことにしました」
そう、面接の日、面接が終わって、
「はい、ここまで」
と言われてから、私は、
「すみません、5分、お時間いただけますか? あまりにできないテストでしたので、恥ずかしく思い、答えを全部調べて来ました。今からここで、問題の順番に上から答えを言います」
と全ての回答を口頭で5分間で述べたのでした。
(ルール1 行動に移す。
ルール2 結果は気にしない。
ルール3 やりたかったから)
それが面接官の心理に作用したのです。
これがルール4:人との繋がりです。
面接官には一人も知っている人もいなければ、友達関係、教師関係、学部関係者はいませんでした。
なので、私の言いたいのは、
「友達を利用せよ」という意味での
「人との繋がり」ではないのです。
人の心に訴える何かがあれば、そこに繋がりが生まれます。
また、もしもこの面接官たちが、
「彼女はまだ3年生で、来年もあるのだから、とりあえず今年しかチャンスがない人にあげておこう」
という考えの人たちだったとしたら、私のその時期での留学はありませんでした。
この年に、このような面接官が揃っていたことは、確かにラッキーでした。
けれど、そのチャンスを掴めるかどうかは、面接官の心を動かす何かがあったに違いありません。
どんな試験も、最後は面接、ですよね。
どんな契約も、最後は会ってかわすもの。
つまり、生で相手と一緒にいる瞬間をどれだけ有効にできるか、に関わって来るのです。
これが、人との繋がり。
ゴールデンサイクルを作れるかどうかは、いま目の前にいる相手とどんなつながりを作ろうとするかで、決まります。
【今日のライブインタラクション】
ちょっとした繋がりを気にかけてみましょう。

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