Big Announcement

みなさん、こんにちは、三輪えり花です。シェイクスピアの演技術ステップバイステップ無料オンラインレッスン、もうご視聴になった皆様、ありがとうございます。

まだのかたは、下記のリンクから、視聴のできるログイン情報をもらってください。
ついでに、台本を生きた言葉にするためのワークシートももらってください。

シェイクスピアの演技・演出チェックポイントシートをダウンロードする
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今日は、重大発表がありますよ。

でもそのまえに、これまでの無料オンラインレッスンをご視聴のかたから質問がありましたので、おこたえいたします。

質問「人間や動物を観察するときの方法と着眼点を詳しく教えてほしい、動画でアップしてもらえませんか?」

質問「笑顔が魅力的になりたいのに、なかなかできません。どうしたら良いですか?」

はい、どちらも動画にしましたので、ご覧ください。

動画のご視聴はこちらから


では、重大発表に移ります。

お待たせしました!

プロの表現者として生きていきたい。

そんな夢を持つあなたのために、特別な機会をご用意しました。

いつでもどこでも好きな時に演技表現をブラッシュアップしていく画期的な方法をお伝えします。

プロの表現者として生きていく秘訣

声優・俳優・ダンサー・歌手の方々は舞台や映像で物語を語る仕事です。

相手役がいて、演出家がいて、スタッフがいて。

だから大勢が一堂に会して稽古をする。

それが当たり前だと思っているのではありませんか?

それはたしかに、作品作りの場合はそうなんです。

でも、作品作りの稽古場は、あくまでも、「すでにできている技」を披露しあって、組み立てていくためのところ。

たとえば、ピザを作るために小麦粉もトマトソースも準備できているのに、チーズだけ、熟成が進むのを待ちましょう、なんてわけには行かないですよね。

チーズだってちょうどよく熟成が進んで、まさにピザの上に載せる状態のものをキッチンに用意するわけです。

それと同じで、作品作りの稽古場に、準備不足のあなたを持っていくわけには行かないのです。

じゃあ、いつ準備するのか?

演劇学校?ワークショップ?

私は演劇学校やワークショップもずいぶん長く教えてきましたが、演劇学校でさえ、個人のスキルを上げるのは難しいと思っています。

なぜなら、大人数の稽古場で、ひとりひとりのスキルを親身になって一緒に進歩していこうすると、他の誰かがその時間の犠牲になってしまう。そう思うと演出家も指導者も、なかなかひとりずつを丁寧にはチェックできません。

まして短い期間のワークショップでは、「あー楽しかった」と思うだけで、一向にスキルアップには繋がらないのが現実です。

では、どうすればいいのでしょう?

シェイクスピアの演技術です。

シェイクスピアの演技術は、プロの表現者として生きていくための魔法の杖です

『シェイクスピアの演技術』は、大勢の稽古場に出かける前に、ひとりで正しい準備ができるように、細心の注意を払って執筆しました。

(7月22日の日曜日の産経新聞に書評が載りました!)

この本を使うことで、プロの表現者として生きていくことが、いつのまにか自然にできるようになっていることでしょう。

けれど、これだけでは、まだ、本を買って終わり、いつかやろう、でそのままになる危険があります。

なぜ、力のある俳優・ダンサー・歌手が売れないのか?

それに世間には、スキルだけアップしても、プロ活動に繋がらない表現者たちで溢れかえっています。本当にもったいないことです。

「こんなに努力しているのに売れない」

と、思ったことはありませんか?

「私という俳優・ダンサー・歌手を本当に求めている人がいるんだろうか?」

と、落ち込んだことはありませんか?

安心してください。

あなたという素材が悪いわけではありません。あなたが大事なポイントを見落としているだけなのです。
せっかくのスキルを活かせることなく、プロ活動を諦めてしまう人たちは、実はある重大なポイントを見落としているのです。

実はわたしも鳴かず飛ばずでした・・・

今でこそ、プロの表現者として世界を飛び回りながら多くの方々の表現力発揮のお手伝いをすると共に国際的な方々と舞台を創ったり出演したりしているのですがわたしも最初は鳴かず飛ばずの残念な状態でした。

なぜならば、とても大事な3つのポイントを知らずに見当はずれなことばかりを、がんばっていたからです。

しかも、そもそも人付き合いがとても苦手で小中高時代、いじめと村八分は私の日常、おまけに、教室で黒板前に立って何かを発表するのも下手を通り越して、何も伝わらない。

そんなわたしでも、自然と人を惹きつける演技表現ができるようになったうえ、
それを使ってプロとして日常を過ごしているのです。

そのことも、熱心に情熱を持って真摯な気持ちでプロの表現者になることをめざしているあなただけにはお伝えしなくては、とも思います。

そこで、三輪えり花があなたのパーソナルトレーナー、パーソナルコーチとして、あなたの表現力アップのお手伝いをずーーーっとサポートしていくことにしました。
それが、8月1日から始まる

『シェイクスピアの演技術』ステップバイステップ継続レッスン

です。

シェイクスピアの演技術ステップバイステップのレッスンはむずかしいものではありません。

シンプルな動画レッスンを一緒にやるだけ!で、あなたにしかない魅力とそして、プロとして生きていくための力が習得できるのです。
さらに、私が今まで明かすことのなかった<秘密のトレーニング>もあなただけに教えますね。

ところで、嬉しいことに、1本目をお送りした時から、
えり花さんからこんな形でオンラインで継続的に学びたい
・本書を使ってとことんステップバイステップをやりたい
・えり花さんとステップバイステップで教わりたい
・動画が送られてくるとその場でやる気になるので、モチベーションが上がるので、一人ぼっちでやるよりも続けられそう、

などの声をいただいています

さらに、

地方から東京へ出てきてもいいので、リアルワークショップがあるなら参加したい、

という熱心な声も届いています。

実はわたしがずっと考えていた、三輪えり花の演劇塾は、まさにそのような形のもの!

スキルをアップしてプロとして食べていける表現者になりたいと思っているかたがたの意見とぴったりなんです。

  1. 継続できる
  2. いつでもできる
  3. どこでもできる
  4. リアルもある
  5. 個別指導がある

こういうスタイルで演技を学べるところがあればいいなあ、と思いません?
やりましょう!

1  継続できる

毎月、オンライン動画レッスンをお送りし、ステップをクリアするごとに先へ進める。ステップをクリアする喜びがあり、次が楽しみになるので、継続する意欲がどんどん湧いてきます。

盲点でしょ。

継続は力なり。

その継続が難しい人が多いのでゲーム形式で、課題をクリアしてはステップアップする仕組みです。わくわくしながら先へ進めます。

2  いつでもできる

レッスン動画は、会員マイページにアップしたり、メールでお届けしたりします。それらをいつでもどこでもレッスンできますし、いつでも復習ができます。嬉しいよね。

3  どこでもできる

会員マイページに動画がアップされるので、WiFi環境のあるところでなら、世界中のどこにいてもレッスンを受けることができます。すごいよね。嬉しいよね。

4  リアルもある

リアルレッスンは主に東京近辺でおこないます。各地からいらっしゃるかたのためにも、週末の東京・新宿・品川などの主要駅近辺での開催が多くなります。

平日は東京都下の緑の多い空間で開催することも。

それに不定期で行います。

なぜかというと、定期的に毎週何曜日の何時、と決めてしまうと、どうしても、その日はできない、というかたが出てきてしまうため。不定期なら、その日は行ける!という日が必ずあることを願って。

リアルレッスンはテーマを掲げて開催するので、気になるテーマのときを選んでもいいですね。

5  個別指導があるこれも大事ですよね。オンライン動画に対する質問や、自分の演技をやっぱり見てチェックしてほしい、と思いますもの。これも、無制限で対応いたします。太っ腹。

興味が湧いてきましたか?

リアルに開催するワークショップの日程、レッスンの詳しい内容がわかるウェブサイトの公開はもうまもなくです!

わたしから届くメールを見逃さないようにチェックしてくださいね。

三輪えり花

新規レッスン開催しますよ=New Lesson Up-coming!

プロの表現者として生きていくための3つの秘訣をお伝えしながら新刊書籍『シェイクスピアの演技術』を使って、演技ワークができる無料オンラインレッスンを重ねてまいりました。

無料オンラインレッスンが見られる特設サイトへの入室許可を下記のリンクからもらってください。ついでに演技・演出チェックポイントシートプレゼントももらってください。↓

シェイクスピアの演技・演出チェックポイントシートをダウンロードする
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オンラインレッスンをもっと深く、継続したい、
リアルでレッスンを受けたい、

熱心で情熱と夢に溢れた、プロの表現者になりたい人たちからの声に押され、継続レッスンとリアルレッスンを開くことにいたしました。

詳細情報は、いよいよ明日、解禁します。
お楽しみに!

【今日のライブインタラクション】

やらずに後悔するか、やってみて未来に賭けるか。

隙あらば寝る Lying Down for Your Healthy Day

昨日は、国立博物館の三国志展に行ってきました。すっごく楽しい体験と鑑賞のブログはこちらhttps://elicamiwa.com/blog/2019/07/20/three-kingdoms-of-china/

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明日は投票日ですね。
私も日本人の一人として、アーティストとして、人を育てる者として、そして女性として、萎縮せずに発言でき、活動できる国にしてくれる人に、私の代わりに議事堂に行ってもらいたいと思い、1票を託します。

それにつけても、外からやってくる情報は、殺伐としたニュースやSNSでの舌鋒の応酬ばかりですね。

他者がぶつけてくる怒りや嘆きの感情は、私たちを必要以上に疲労させます。

なぜなら、私たちは、共感する生き物だから。
相手の怒りや嘆きをわがこととして受け取り、同じ感情を味わってしまい、疲弊するのです。

解決策は…

隙あらば横たわること!

目を休め、足の裏から脹脛をマッサージして、足枕をして5分でいいので横たわりましょう。本当は15分が理想です。
ぜひ、やってみてくださいね。
起きている時間にどれだけ休めるか。
大事です。

【今日のライブインタラクション】

隙あらば横になるようにしてみよう。

追伸;
プロの俳優・声優・ダンサー・歌手を目指すなら、
『シェイクスピアの演技術』をぜひ手にとってみてください。

本書を実際に使っていくときのポイントなども解説する、
【三輪えり花の演劇塾】メルマガも始めました。

ライブインタラクションのメルマガよりも、プロ寄りです。

ぜひ、ご登録ください。

今なら、せりふをすぐに喋れるようになるポイントが一目でわかるワークシートをプレゼントしています。

ほかにも、プロの表現者になるための無料オンライン動画レッスンを配信中です。

これらは特設サイトでお届けしますので、興味のある方へログイン情報をお送りします。

無料なので、プロを目指すなんて敷居が高いと感じていつつ、興味があるかたも、ぜひお気軽に、こちらから申し込んでください。

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三国志展Three Kingdoms of China

国立博物館で三国志にまつわる展示をやっています。

吉川英治の三国志を夢中になって読んだ大学受験時代。
後半にかかろうかという頃、1月になってしまったので、試験本番が始まり、実は完読していませんの。
でも吉川英治の文体が好きでねえ・・・
あのワクワクする躍動感。
どうしたら文章ひとつであんなに気持ちを動かせるのか。

そんな思いを抱えながら、展示物を見て回りました。

欧米の美術館・博物館ではすでに許されている嬉しい点に、スケッチOK写真OKがあります。

日本では、博物館美術館の展示は、「立ち止まらないでください」「顔を近づけすぎです」と叱られっぱなしで、人混みで何も見えずに、「もう二度と来るもんか」と思いながらその場を去るのが普通ですが(笑)、

今回の国立博物館の三国志展は、なんと撮影OK!(フラッシュ禁止・特別すぎるシャッター音禁止・割り込みや邪魔になるような非常識をしないように、との注意は納得できる)

なので、私もたくさん撮影してきました。

魏呉蜀の三國それぞれの英雄たちを基軸に、庶民のくらしや大王たちの戦続きの生活を伝える展示で、とても楽しみました。

戦の部屋では、海戦での矢の雨が降り注ぐ状況を、フリーズさせたかのような錯覚を起こさせる展示になっていて、かなりワクワクしました。・・・いえ、これでみんな死んでいったわけですから、ワクワクしちゃいけないんですが・・・演出家としては、ワクワクしました。

こういうふうに、展示室自体に雰囲気を作るのは新しい美術館体験を作る。大賛成。


ワクワクついでに、戦のど真ん中で矢が降ってくるのを気づいたところをストップモーションにする絵を思いついて、自撮りしました。

ちょっとカメラ目線すぎた。もっと矢の方を見るべきであった。

関羽の像がめちゃくちゃかっこよかった。

曹操はとても質素な人で、亡くなったときに遺言で、この身を飾るな、宝飾品を墓に入れるな、と言ったそうです。
本人のお墓もみつかって、頭骨も彼のものだとほぼ確実視されているのですが副葬品は実に質素だったよう。

彼のお墓だと証明するものが、こちら

魏の武王って書いてあるでしょ。

書道を始めてから漢字の文字に興味を持つようになりました。

水しぶきをたててごうごうと流れる褒河(ほうが)を観て、曹操が書いた言葉の拓本。
本人の字だよ、興奮する!

赤壁の戦いを書いたもの。

好きなタイプの文字です。書き写して練習しようと思う。(思うだけ?)

あきらかにエジプト・ギリシャの影響を受けているだろうと思われるレリーフ。

久しぶりの日本での展示鑑賞でした。満足。

歌の学生も演技が上手!Singing Students Learn Acting

まだまだ梅雨空は続きますが、大学の授業は、春学期が終わろうとしています。

私が演技・舞台表現を教えている、東京藝術大学音楽学部声楽科の授業も、今日が試験を兼ねた演技発表会でした。

ブログ記事はこちら

最近は、歌を歌うことや踊りを踊ることに、学生時代から真摯に打ち込んできた人で、演技の上手い人が増えたなあ、と感じます。

私の知っている俳優の中には、芝居の中で歌や踊りが出てくると、二言目には「自分は歌が専門じゃないから」「踊りが専門じゃないから」という人が多いのですが・・・

昔は、オペラ・バレエ・ミュージカルの人は、人工的な声とわざとらしすぎる台詞回しまたは棒読みで、せりふなんかとても言わせられない人が多かった。
けれど、この数年間の声楽科の学部生を見ていると、せりふもどんどん上手くなってきています。

専門俳優たちよ、もう踊れない・歌えない、を逃げ口上にしているじだいではありませんぞ。歌えて、踊れる人がせりふもどんどんうまくなってきているのですもの。

演技とは、演じるとは、心も身体も声も知性も総動員して、物語を信じさせること。だから、もっともっといろんなことを勉強しよう。

【今日のライブインタラクション】

勉強していますか?

目的のためには手段を選ばずShe Stoops to Conquer

「私はただ人生の傍観者で、人が楽しんでいるのをみているだけで・・・」

18世紀の英国喜劇『目的のためには手段を選ばず』(オリヴァー・ゴールドスミス作)の一節。

お年頃の男女4人が繰り広げる恋愛コメディから、この5分ほどの小さな一節を、試験として発表。
東京藝術大学音楽学部声楽科2年生たち。

みんな、丁寧にリハーサルを重ねて、とっても面白い良い場面ができました。

台本にあるせりふは、どれひとつとして、キャラクターの頭の中で作られたものではなく、その場での反応から生まれるものであること。

それを演者がわかっていさえすれば、場面はただの視線の応酬や、首の向きだけで一気にコメディとして成立すること。

せりふのないところでの心の言葉を明確に「喋り続ける」こと。

この3点に重点を置いた、つまり
かなり高度な演技指導の授業になりました。

みんな、お疲れ様!
まだまだやることはたくさんあるけど、今回の学びをいろんなところに活かして、成長していってね。

ボーイズが掲げてくれている赤い本は、テキスト『クラシカル・アクティング』。オペラとバレエと古典の翻訳劇をやる人のバイブルです。大事にしてくれるんだね!ありがとう。

別のボーイズが掲げてくれている黄土色のチラシは、私が8月に出演する朗読劇のもの。優しいね!ありがとう。

ガールズも、男役に挑戦したりして、全員が非常にハイレベルでした。

Chinese Ink Calligraphy

I am practicing Chinese-ink calligraphy so called Sho-do.
The other day, I had a chance to make some cards of words of Shakespeare in Chinese-ink caligraphy.

As my new book called Actin and Directing Shakespeare has been published, I had a celebration event.

There, I wanted to thank the special participants who came to that party, and here they are!  

Lovely words of Shakespeare on Japanese thick paper card called ShikiShi.

イベントレポートまとめました

こんにちは、三輪えり花です。

早くも1週間前となってしまった7月5日のイベント、新刊『シェイクスピアの演技術』出版記念会&公演のレポートを、ブログにアップしております。

プロデュースする気持ちや、俳優・演出家・脚本家としての私の気持ちの変化など、隠すことなく、打ち明けてしまいました。

結構よみものとしてもおもしろいし、俳優や演出家、イベントを企画する講師、経営者や営業マンには参考になるのではないかと思います。

よかったら、読んでみてくださいな。

全3回シリーズです。

第1話

第2話

第3話

【今日のライブインタラクション】

記録をつけよう

出版記念レポート3 Event Report 3

いよいよ公演!

ルーテル市ヶ谷ホールの客席にゆったりお客様が入ってくださっています。
ルーサーさんが舞台袖で照明を落とし、わたし、ルーサーさん、後藤さんの順に登場。拍手を浴びながら自然と笑顔になります。

心から、ありがとう、とお伝えしたくて。

そしておなじみ

All the world’s a stage 
「この世はみんなひとつの舞台」

という『お気に召すまま』のせりふから始まり
「作者のシェイクスピア」の歌への流れは、
遊び語りの定番。

今回はツートップなので、ルーサーさんとのデュエットバージョンです。

わたしの夢のひとつは

ルーサーさんとデュエットできるくらい歌が上手くなること!

だったので、今回、夢がひとつ叶いました。

(それもこれも、去年、甲府でオペラ遊び語りを企画した際、『魔笛』を選んだら、「パミーナちゃんが自殺の場面をするのに童子が足りないから、えり花ちゃんも歌って」という超絶難題をつきつけられ、必死で練習したことがすごくすごく大きい)

今日の演目は、書籍『シェイクスピアの演技術』を立体的にわたしがご紹介するという企画なのですが、

そうは言っても、4000円近くする分厚い本です。

どこをどう引き出すか、
どうすれば
シェイクスピアをよく知っているお客様にも、
シェイクスピアのことはよく知らずとも面白そうだとお越し下さったお客様の期待をも
裏切らず、いえ、期待を上回るほどに、
とことんたのしんでいただけるか、
台本構成は最後の最後まで迷いました。

実に、本番直前の稽古で足した場面もあり、最後まで気を抜けないエキサイティングな日々だったのです。

(ちなみに、わたしはよく、ワカモノから「ブレる」と言われます。

あのな、本目的を達成するためにあれこれ試すのは、ブレてるのとは違うんどっせ、とわたしは思っております。

大ブレ万歳。
大局を見ろ。

だから、わたしも迷ったり試したりを繰り返す人といっしょに物を作るのは大好きです)

それはともかく、テーマを十二種類決めて、そのテーマに沿って、どうしても知っておきたい名せりふと名場面を散りばめ、解説とワークを入れ込みました。

内容は

  1. シェイクスピアはリズムで楽しむ
  2. シェイクスピアのせりふに独り言はない
  3. シェイクスピアのせりふは思いつきの連続である
  4. シェイクスピアは似たテーマを使い回す
  5. シェイクスピアのせりふはわかりやすくするためにある
  6. シェイクスピアのせりふは舞台装置である
  7. シェイクスピアを楽しむには観客もあることをしなければならない
  8. シェイクスピアのいた時代は女性役を男性が演じていた
  9. シェイクスピアは音楽が大好き
  10. シェイクスピアの独白はみんなで練習するとよくわかる
  11. シェイクスピアの名せりふは死に際にある
  12. シェイクスピアはナチュラルである

ですよ。

1  シェイクスピアはリズムで楽しむ

では、『ハムレット』の例の To be, or not to be を使ってみんなで練習しました。

楽しかったね!!

のっけからいっしょに手を叩いて、感心したり、大受けしたりしてくれて、

本当にありがとう!

2   シェイクスピアのせりふに独り言はない

では、同じそのせりふをルーサーさんが使って、

お客様に話しかけるスタイルを使うと、
どんな長いせりふも
お客さまの心を鷲掴みにしたまま
進めることができる

ことをわかっていただきました。

3  シェイクスピアのせりふは思いつきの連続である

では、やはり同じせりふをわたしが使って、

まるでたった今思いついた言葉である
かのように喋ることで、
お客様の興味を引きつけたまま、
いっしょに物語を進めることができる

ことをわかっていただきました。

4  シェイクスピアは似たテーマを使い回す

では、『マクベス』が国王殺しをするかどうかを考える If it were done の独白をわたしが英語で紹介し、

ハムレットとの違いを考えたり、
マクベスがどうしてこんな言葉遣いをするのかを、
ビー玉をころがしながら、
キャラクターの内面を探ったりして、

俳優がキャラクターを
さまざまな角度から深めていく様子を
ごらんいただきました。

ルーサーさんの芸達者に助けられます。

5  シェイクスピアのせりふはわかりやすくするためにある

では、同じせりふを使って、

そこにあるとても身近で日常的な、
よく知っているイメージが
たくさん出てくること

に着目しました。

難解に見えるシェイクスピアのせりふは、
本当は私たちがよく知っていて、
馴染んでいるイメージをたくさん使って、
わかりやすく
心のうちを開いて見せてくれるために
あるのです。

だから、俳優も演出家も、

この言葉をよりわかりやすくするために、
どんな言い回しやトーンを使ったらいいか、
どんな見せ方をすればいいか、

を考えたいですね。

ここでは、お客様と一緒に、

ことばを想像しながら声に出す

という練習をしました。

俳優がどうやって
想像力を言葉に置き換えていくか

を体験していただきます。

たのしかったねー!!

みんなの声が聞こえてくるとすごく幸せ。

あー、一緒に楽しんでくれているんだな、とわかります。


いま、これ書いていて、思ったこと。

わたしも含め、翻訳者はついシェイクスピアを
「かっこよく」翻訳しがちな上、
どうしても英語の短いリズムを生かしたい、
という本能的な欲求にかられ、
ついつい漢語の羅列になりがちです。

そのあたりも、
これからの翻訳は考えていかないとですね。

そうなのよー。

シェイクスピアは難解だ、
というイメージを本当に解放するには、
翻訳をもっともっと自由にするのが
いいと思うんだ。

英語は、もう16世紀の原文からは
変えられないけど、
それでもイギリスは、
どうやったらシェイクスピアを
もっと現代の英語に馴染むように
わかりやすく発音できるか、
イメージを共有できるか、
をすごく考えてる。

16世紀の言葉を変えられない英語よりも、
現代語にして良い翻訳なら、
もっともっとわかりやすくできるはずなんだ。

かつて、俵万智という俳諧師が、
まだ高校の古文の先生だった頃、
枕草子を高校生のために現代高校生語にしたんだ。

ああいうのが、シェイクスピアにも必要です。

さて話をイベントに戻しまして

テーマの6  シェイクスピアのせりふは舞台装置である

では、ロンドンに再建されたシェイクスピア・グローブ座をお写真をお見せして、当時のお客さまと俳優の関係、舞台と照明と装置のことについてお話ししました。

7  シェイクスピアを楽しむには観客もあることをしなければならない

では、『ヘンリー五世』のプロローグのせりふをご紹介。

ルーサーさんが、平身低頭、
「Oの字型のこの木造の輪の中で」
フランスの大軍を表すには
皆さんの想像力をもってして以外には
到底無理なのです

と懇願する演技がめちゃウケでした。

8  シェイクスピアのいた時代は女性役を男性が演じていた

では、オフィーリアも
ジュリエットも
マクベス夫人も男性が演じる、
歌舞伎のようなスタイルだった
ことを伝え
(おそらく会場の8割のかたはご存じだったことでしょうが)、

ちょうどお姫様から少年に変装させてと
頼み込む場面を『十二夜』からご紹介しました。


また、この5月にわたしがロンドンへ行った際、
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが
ちょうど『お気に召すまま』を上演していた
それが、まさに

肌の色や
言語のアクセントや
ジェンダーの違いを乗り越えて、
身体にハンディのあろうがなかろうが
もう、みんな舞台の上にいていいんだ

という、ものすごく

ダイバーシティな配役

をしていたことをご紹介。

シェイクスピアが現代に生きていたら、
きっとそうしただろう、と、わたしも思います。

そして『お気に召すまま』から
例の All the world’s a stage のフルバージョンを
わたしが英語でご紹介しました。

ここで、ルーサーさんが、
『お気に召すまま』の挿入歌として
18世紀に作曲された曲を歌います。

拍手拍手!

そして、わたしからお礼の、

プレゼントタイム!!!

この日のために5月にロンドンで買ってきたたくさんのお土産をくじ引きとクイズで会場のみなさんにプレゼント。

盛り上がったねー!!

クイズは大勢いると難しいことがわかった、反省。

日本では絶対に買えないもの、
向こうに行ってもシーズン物で
もう売っていないものを
厳選して選んできましたよ。

みんな喜んでくれてよかった!!

チケットの半券をくじにしたんだけど、
さんざん振ったりしたのに、
親子で当てた強運の持ち主や、
2つも当てたツワモノもいて。

それにしても、河合祥一郎先生に一番に当たったのにはびっくり!
神は偉大なりだわ。

みんながプレゼントでワイワイする中でテーマに戻ります。

9  シェイクスピアは音楽が大好き

では、『十二夜』の幕開き
If music be the food of love,
のせりふを使って、

音楽がせりふの中でも
音楽的に使われることをご紹介。

ことに、

英文をその単語の表す気持ちのとおりに
発語すれば、
それだけでキャラクターの気持ちが
できあがってしまう

ことにみんなびっくり。

ルーサーさんはオルシーノゥ公爵を演じ、
わたしが部下の一言をいうのですが、

この部下の一言の言い方次第で、

オルシーノゥの住む宮殿がどんな場所か、
つまり、
オルシーノゥはどんな人々に囲まれて暮らしているのか、

がわかるわけです。


これを書いて思ったこと。

端役は本当に大事だ、

と分からせてくれる場面です。

この部下が、演技ができない
わけのわからない俳優モドキが
やったとしたら、
この場面からは何も生み出せないでしょう。

さて、音楽のテーマに戻りまして、

もうひとつ、

シェイクスピアが音楽をいかに大事に思っていたかがわかる部分を『ヴェニスの商人』ロレンゾゥのせりふから。

ルーサーさんが見事に演じてくれました。

わたしからは、『テンペスト』の野蛮人キャリバンのせりふを。

『シェイクスピアの演技術』からはカットしてしまった部分です。

ものすごく美しいせりふを
シェイクスピアは無教養で野蛮で野卑な男に言わせるのです。

すごいなあ、シェイクスピア。

ここでわたしから決死のグリーンスリーブス

指定の音の中でも一番キーの高いところに挑戦です。

実は、本番1週間前にものすごい咳に襲われ、
のどが完全にいかれてしまい、
大学の授業も筆談、板書状態だったのです。

抗生物質とお祓いとお灸という、

西洋東洋漢学全ての神様に頼りまして、

本番二日前にすきっと治ってしまったところ、

なんと、これまでにない高い音やボリューム、
声の深みもうまれていまして!!、

もうびっくり! 

歌の先生も、ピアノの後藤さんも、感心しきり。
もうね、
求めるレベルは常に一流を目指す三輪えり花としても、よっしゃ、と言えるくらいの声になっておりました。

が、本番は、会場に飲まれちゃったな・・・涙

背中の位置と顎の位置の調整がうまくいかず、
首回りに力が入ったままになってしまった。

そのため、息をうまく送ることが出来ず、
また、それによって焦って
もっと息を送ろうとして力んでしまい・・・
と、

なのに、みなさん、
優しい拍手をありがとうございました。

慰めは、
自分で何が出来ていなかったかが
はっきりわかっていることでしょうか。

以前は、何をどうすれば歌えるのか、
じぶんでもさっぱり分からず
目標を高く掲げようにも
どうすればいいのかさえ
わからなかったのですから。

今回は、声が治ってから
すごくいい感じの歌が歌えて、

あーなるほど、これがいい、ってやつだな、

という成功体験が稽古の時には出来たのが最大の収穫かもしれません。

それにつけても、
ルーサーさんの安定度!

もちろん、わたしの周りのオペラ歌手の安定度を見ても、

なるほど、稽古でよいのの
倍もよいのを本番にもって来られるのが
プロなんやなあ、と。

ますます感心してしまいます。

私ももっと精進します。


再び、テーマにもどりましょう。

テーマ10  シェイクスピアの独白はみんなで練習するとよくわかる

では、『ヘンリー四世 第1部』のフォルスタッフのせりふを使って、

客席のみんなとせりふの練習をしました!

かけあい、楽しかったねー!!

めちゃめちゃ盛り上がった。

会場が一体になったのがよくわかって
ルーサーさんもノリノリでしたよ。

11  シェイクスピアの名せりふは死に際にある

では、
ジュリエット
ハムレットとホレイシオゥ
マクベス
シーザー
の死に際を走馬灯のように次々にご紹介。

有名な「ブルータス、お前もか」のせりふをどう訳す、という話にも。

それから、書籍『シェイクスピアの演技術』には掲載できなかった、ブルータスとキャシアスの別れの場面とそれぞれの自殺直前のせりふを、ルーサーさんがブルータス、わたしが キャシアスでご紹介しました。

相当かっこよかったらしく、後日、大学に行くと

「先生、かっこいい、かっこいよかった、
もう大ファン」

と言ってくれる女子大生たちがいて、
とーっても嬉しい!

でもね、かっこよく演じちゃいけないの。
だって・・・

テーマ12  シェイクスピアはナチュラルである

ですから。

『ハムレット』が旅回りの役者たちに演技指導をする長せりふをわたしが日本語でご紹介しました。

そして、ルーサーさんが、

「シェイクスピアを知らないのは、人生まるまる損をしているも同じ」

と言って後藤浩明さんの名曲
(一応、作詞 三輪えり花)

『シェイクスピアを知らない!?』

へ突入!

シェイクスピアはすごいんだ、
シェイクスピアはすごいんだ、
だいじだから、
二度言いました♪

最後にわたしが英語で『夏の夜の夢』ラストの妖精パックのせりふをご紹介、

そのままそのせりふが歌になった後藤さんの曲

『われらはただの影法師』

を歌い、おひらきとなりました。

あとでネットに上がってきている感想を拝見すると、このうたは一緒にくちずさんでいるかたもいらっしゃったとか。

初めて聞く歌のはずなのに、
耳馴染みがいいのと、
テンポがゆったりなためでしょうか、
一緒に口ずさめちゃうんですね。

後藤くん、きみは天才かよ。

というわけでお開きお開き!

みなさん、ご来場ありがとうございました

楽しんでいただけたなら、とっても嬉しい。

帰りのロビーは、
書籍を購入なさるかた、
わたしにサインを求める方、
写真を求める方でごった返し、
全ての方にキチンとご挨拶できなかったのが反省点です。
(この帰りのロビーの混雑は次回から改善する案を、この日の打ち上げで考えておきました)

どの方も笑顔でわたしたちを待っていてくださって。

なんてなんて温かい方々に囲まれ、
守られていることでしょう!

本当に幸せなことです。

これからは、『シェイクスピアの演技術』という軸を持って活動をますます深め・広げていきますね。全国のみなさんにお目に描かれますよう!

長い長いレポート、読んでくださり、ありがとうございました。感想やコメント、次回(次は『テンペスト』)へのご要望、ワークショップや講演の相談も、お気軽にどうぞ!

写真が出来てきたらまたアップします。

シェイクスピアの演技術ステップバイステップ無料オンラインレッスン Movie Lesson 1

Hello, 三輪えり花です。

お待たせしました!
お知らせした通り、本日、
【シェイクスピアの演技術ステップバイステップ】
無料オンラインレッスンの最初の動画を掲載いたします。

特設サイトでお送りしますので、まずは、そちらへ入るログイン情報を取得してください。

こちらをクリックして、特設サイト入場権利を登録
https://elicasm.com/ent/e/WWLssPhCFXpjR3wQ/

ご登録のあと、ログインURLやログインID、パスワードなどの情報がメールで送られてきます。
 
なので、必ずメールを、迷惑フォルダなどに紛れていないか、確認してくださいね。

そうしたら、そのURLを開いて会員マイページ(ダウンロードセンター)へログインし、目次の「コンテンツ」をクリックすると、「ステップバイステップ無料オンラインレッスン1」という項目が出てきますので、それをクリックしてご覧ください。

動画の最後で、私から質問がありますので、その答えや感想を、ぜひ教えてくださいね。

皆さんの質問や要望に応えられるレッスンにしていこうとおもっているので!

その答えや質問、感想は、その動画のコメント欄にどんどん書き込んでいってください。
 
(その動画をスタートさせると動画の右下に現れる「YouTube」という文字をクリックすることで、コメント欄が現れて、書き入れられるようになります)

お待ちしています!

そして、動画の第二弾は数日後にお送りしますので、そちらも、お楽しみに!

三輪えり花

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